京都府・大正
Taishō京都府 の大正時代(1912 – 1926)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
阿弥陀堂門の両脇に延びる江戸末期の築地塀。延長約24m、切石積基礎に二軒繁垂木を載せ、外側の白漆喰に格式を示す定規筋五本を付す。境内最古級の塀で、令和7年に登録有形文化財となった。
京都市左京区の吉田山東斜面に建つ齋藤家住宅は、大正末期に京都大学教官向け借家群の一棟として建設された国の登録有形文化財です。銅板葺の瀟洒な和風外観と、2階に独立した子供部屋を配する近代住宅の特徴をもつ、京都の知られざる近代建築遺産をご紹介します。
京都府南丹市日吉町に佇むザイラー家住宅主屋は、大正5年築の茅葺き入母屋造の国登録有形文化財です。世界的ピアニスト夫妻の住まいとして、伝統的農村建築とかやぶきコンサートが融合する唯一無二の文化空間をご紹介します。
京都市北区の浄土宗・上善寺に立つ大正七年(一九一八年)築の小堂。京都六地蔵めぐりの一所「鞍馬口地蔵」を長く安置してきた仏堂で、宝形造本瓦葺の質実な姿を留め、平成二十九年に国の登録有形文化財となった。
京都東山の山頂に立つ青蓮院青龍殿は、大正2年(1913年)に大正天皇のご即位を記念して北野天満宮前に建立された旧大日本武徳会京都支部武徳殿を、平成26年(2014年)に移築再建した木造大建築です。和洋折衷の構造を持つ近代和風建築の傑作で、令和4年(2022年)に国の登録有形文化財に登録されました。奥殿には国宝「青不動明王二童子像」が安置され、清水寺の舞台の約4.6倍を誇る木造大舞台からは京都市街を一望できます。
京都・西賀茂の神光院本堂裏に佇む中興堂は、宝形造・入母屋造・唐破風を組み合わせ、円形垂木が軒を彩る大正6年(1917)の近代仏堂。国の登録有形文化財に指定された見応えある建築です。
京都・嵯峨野の大覚寺に佇む勅封心経殿は、嵯峨天皇をはじめ六天皇が直筆で写経した般若心経を奉安する八角円堂です。大正14年(1925年)に建築家・藤井厚二が法隆寺の夢殿を範に鉄筋コンクリートで設計したこの登録有形文化財は、60年に一度しか開封されない勅封心経を守り続けています。
京都御所北西に位置する尼門跡筆頭格の寺院・大聖寺。大正12年再建の玄関棟は銅板葺唐破風屋根の車寄せが特徴的な国登録有形文化財です。御寺御所の歴史や建築的価値、特別公開情報をご紹介します。
京都市上京区、京都御所のすぐ北に佇む尼門跡寺院・大聖寺。その東面を守る築地塀は国登録有形文化財に登録されています。室町時代から続く格式高い尼寺の歴史と見どころをご紹介します。
京都御所の北、今出川キャンパスに建つ同志社女子大学ジェームズ館。1914年、関西建築界の父・武田五一が手がけた登録有形文化財。カリフォルニア民家を範とした煉瓦壁と日本の桟瓦葺屋根が織りなす、和魂洋才の名建築をご紹介します。
大正六年(1917)築、舞鶴・吉原の漁師町に残る町家風銭湯。番台を中心に男女を分ける戦前の銭湯建築の姿を残し、2021年に国登録有形文化財に登録。「東洋のベネチア」吉原入江のすぐそばで今も営業を続ける。
京都駅から徒歩圏内の七条通に立つ富士ラビットは、大正14年頃に日光社の社屋として竣工した鉄筋コンクリート造3階建のレトロビル。塔屋やタイヤ意匠のステンドグラスが見どころです。
京都市北区紫野、銭湯として知られる船岡温泉の同じ敷地内に、大正12年(1923年)頃に建てられた料理旅館「船岡楼」の主屋が今も残る。木造2階建、瓦葺、建築面積194㎡。2003年7月に登録有形文化財に登録された、京都の中規模料理旅館建築の貴重な現存例。
京都市北区紫野、船岡温泉の北東角に建つ木造2階建ての小さな旧理髪店。建築面積わずか29㎡、大正12年(1923年)頃に造られた看板建築の早期事例で、平成15年に隣接する浴場・脱衣場・旧船岡楼とともに登録有形文化財となった。
京都・四条大橋の東詰、南座の真向かいに建つレストラン菊水は、1916年(大正5年)創業、京都における西欧料理の草分け的存在として知られる老舗洋食店です。1926年竣工の店舗は、表現主義を基調にアール・デコやスパニッシュ瓦を取り入れた鉄筋コンクリート造5階建ての名建築で、屋上の放物線塔屋がシンボル。1997年に登録有形文化財に登録され、大正期京都のハイカラ文化を今に伝えています。
京都府舞鶴市の平野屋商店街にある若の湯は、明治三十六年創業、現在の建物は大正十二年築の洋風意匠の銭湯です。二〇一八年に国の登録有形文化財に指定され、平成の名水百選「真名井の清水」と同水脈の地下水を薪で沸かし、銭湯絵師・中島盛男氏による富士山と赤富士のペンキ絵を眺めながら、大正ロマンと地元の人情にひたれる貴重な近代建築です。