国宝
National Treasures都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。
土偶/山形県西ノ前遺跡出土は、山形県舟形町の西ノ前遺跡から出土した縄文時代中期の土偶で、平成24年に国宝に指定された。高さ45センチの現存最大級の土偶で、「縄文の女神」と呼ばれ、山形県立博物館で常設展示されている。
織田信長が上杉謙信へ贈ったと伝わる国宝の屏風。狩野永徳が金地に京の市中と郊外を描き、約2485人の人々や祇園祭の山鉾、御所や清水寺といった名所がひしめく。原本は春秋の期間限定公開で、米沢市上杉博物館が収蔵する。
大内弘世が応安3年(1370年)に造営した山口県下関市の住吉神社の本殿。一間社の神殿5棟を相の間でつないだ九間社流造で、屋根には千鳥破風が5つ並ぶ。昭和28年(1953年)国宝。玉殿5基と棟札4枚が附指定。
山口県岩国市の柏原美術館が所蔵する国宝「名物 稲葉江」は、南北朝時代の刀工・郷義弘が鍛えた名刀です。美濃の稲葉勘右衛門尉から徳川家康、結城秀康、津山松平家へと伝わり、昭和26年に国宝に指定されました。郷義弘の確実な作はわずか11振のみ。本阿弥光徳による金象嵌銘を茎に刻む、日本刀屈指の名物を岩国の地で堪能できます。
山口県防府市の毛利博物館が所蔵する国宝・古今和歌集巻第八(高野切本)。古今集の現存最古の写本にして、二十巻のうち巻物として完存する三巻の一つである。平安かなの連綿の美と、源兼行に比定される第二種の運筆、見学の要点を紹介する。
山口県防府市の毛利博物館が所蔵する国宝。中国の歴史家・司馬遷の『史記』を、延久5年(1073年)に大江家国が書写し訓点を加えた巻物で、年代の明らかな日本最古の『史記』写本として知られる。毛利家の祖・大江氏ゆかりの一巻。
山口県岩国市の吉川史料館が所蔵する国宝「太刀〈銘為次(狐ヶ崎)〉」は、鎌倉時代初期に備中古青江派の名工・為次が鍛えた一振。正治二年(1200)、吉川家の祖・吉香小次郎友兼が駿河国狐ヶ崎で梶原景時一族を討伐した際に佩用した太刀と伝わり、『吾妻鏡』にその記録が残る。作中第一の名作と評される健全な姿と、附指定の黒漆革巻太刀拵が共に伝わる点で極めて貴重です。
山口県防府市の阿弥陀寺に伝わる国宝の鉄宝塔。東大寺再建の大勧進重源が建久8年(1197年)に造らせた鋳鉄製で、内部に仏舎利を納めた水晶五輪塔を安置する。基壇の銘文は寺の創建や設備、後白河法皇への祈りまで詳細に記す。
山梨・向嶽寺に伝わる鎌倉時代の達磨図。朱衣をまとい岩上に正面を向いて座す姿を絹に彩色した国宝で、画面上方には建長寺を開いた渡来僧蘭渓道隆の賛がある。日本で描かれた最古級の達磨像であり、日本水墨画の出発点に位置づけられる貴重な一幅。
石山寺多宝塔は大津市の石山寺境内、硅灰石の上方に立つ鎌倉時代前期の国宝で、墨書から建久5年(1194年)の建立とされる。上下の釣り合いの良さ、四手先の上層、快慶作の大日如来、平成の屋根葺き替えと拝観方法を紹介。
石山寺本堂は大津市の石山寺の中心堂宇で、永長元年(1096年)再建の正堂と慶長7年(1602年)の懸造の礼堂からなる国宝。勅封の秘仏如意輪観音、胎内から見つかった金銅仏、源氏の間、内陣拝観の料金と停止日を紹介。
滋賀県大津市の三井寺(園城寺)の子院に慶長6年(1601年)に建てられた客殿。押板・違棚・帳台構・付書院の座敷飾りを備えた書院造の代表的遺構で、狩野山楽らの障壁画と庭園が一体となる。国宝。要予約の特別拝観。
金剛輪寺本堂は、滋賀県愛荘町の金剛輪寺にある中世の本堂で、昭和27年に国宝に指定された。規模が大きく木割も太い和様の密教本堂で、弘安11年の銘をもつ仏壇と室町前期の厨子を伝える。
西明寺三重塔は、滋賀県甲良町池寺の西明寺にある鎌倉時代後期の三重塔で、昭和27年に国宝に指定された。初重の内部を極彩色の仏画や文様で飾り、鎌倉時代の三重塔のうち優れたものの一つとされる。
西明寺本堂は、滋賀県甲良町池寺の西明寺にある鎌倉時代の本堂で、昭和27年に国宝に指定された。方五間の堂を拡張して七間四方とし、室町中期に向拝を加えた建物で、近畿の鎌倉時代和様仏堂の代表作である。
常楽寺三重塔は、滋賀県湖南市西寺の常楽寺にある室町時代中期の三重塔で、昭和28年に国宝に指定された。1400年頃の建立で、均整のとれた比例と整然とした枝割をもつ、室町時代の三重塔の代表的な遺構である。
常楽寺本堂は、滋賀県湖南市西寺の常楽寺にある室町時代前期の本堂で、昭和28年に国宝に指定された。1360年の火災後に再建され、後に大修理を受けたが、室町時代の和様本堂の代表的な遺構とされる。
善水寺本堂は、滋賀県湖南市岩根の善水寺にある室町時代前期の本堂で、昭和29年に国宝に指定された。1360年の炎上ののち1366年に再建された密教本堂で、滋賀県の一連の密教本堂のうちの優作とされる。
長寿寺本堂は、滋賀県湖南市の長寿寺にある鎌倉時代前期の本堂で、昭和28年に国宝に指定された。方五間の純和様の本堂で、小屋構造や屋根の反転曲線まで古様をよく伝える、和様の代表的な優作である。
都久夫須麻神社本殿は、滋賀県長浜市の竹生島にある本殿で、昭和28年に国宝に指定された。1567年の再建本殿に1602年に豊臣秀頼がほかから移した建物を組み合わせたもので、豪華な身舎は桃山時代の代表的建築である。