平安

Heian

平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,529 平安時代 794 – 1185
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宋版毛詩正義〈紹興九年刊/(金沢文庫本)〉
大阪府 南宋
宋版毛詩正義〈紹興九年刊/(金沢文庫本)〉

大阪・道修町の杏雨書屋に伝わる国宝、宋版毛詩正義17冊。紹興9年(1139年)刊のきわめて希少な単疏本で、各冊の金沢文庫の蔵書印が鎌倉武家の学問との縁を示す。原本の公開機会、影印本、薬の町道修町の歩き方も紹介する。

飛青磁花生
大阪府 南宋~元
飛青磁花生

大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する国宝「飛青磁花生」は、中国元時代の龍泉窯で焼かれた青磁の最高傑作です。玉壺春形の優美な姿に二十一の鉄斑が舞い、江戸時代の鴻池家から安宅コレクションへと伝わった伝来の重みも合わせ、世界に冠絶する一口として名高い名品をご紹介します。

伯牙弾琴鏡
大阪府 平安
伯牙弾琴鏡

大阪・道明寺天満宮が伝える国宝、伯牙弾琴鏡。径14.5センチの八花形銅鏡の背に、琴の名手・伯牙と、その音を解した友の故事を鋳出す。菅原道真の遺愛と伝わる六種の遺物の一つで、唐式鏡を写した平安時代初期の和製とされる。

藤原行成筆白氏詩巻
大阪府 平安
藤原行成筆白氏詩巻

国宝・藤原行成筆白氏詩巻は、三蹟の一人が白居易の詩を書写した平安時代の名筆。後嵯峨院旧蔵の伝来を持ち、大阪府忠岡町の正木美術館に所蔵される。和様の書の完成形と、その鑑賞のポイント、アクセスを紹介する。

仏功徳蒔絵経箱
大阪府 平安
仏功徳蒔絵経箱

大阪の藤田美術館が所蔵する国宝・仏功徳蒔絵経箱は、平安時代の漆工の優品。極めて薄い木地に金銀の研出蒔絵で法華経の功徳図を描き、蓋には鳳凰と楽器を散らす。砂の塔を作る子どもの場面など見どころと観覧情報を解説する。

毛詩鄭箋残巻
大阪府 平安
毛詩鄭箋残巻

大阪・大念仏寺の国宝「毛詩鄭箋残巻」。中国最古の詩集『詩経』を平安時代に書写した一巻で、残るのは民謡を集めた「国風」の部分。天平写経に通じる古様の筆跡で知られ、菅原道真筆との寺伝も伝わる。現在は大阪市立美術館に寄託されている。

木造十一面観音立像〈(本堂安置)〉
大阪府 平安
木造十一面観音立像〈(本堂安置)〉

大阪府藤井寺市の道明寺本堂に安置される国宝「木造十一面観音立像」は、平安時代初期九世紀の作と伝わる檀像様の傑作です。カヤ材一木造・像高約九十八センチの端正な姿は、日本製檀像の最高峰と称えられ、菅原道真公手彫りの伝承でも知られます。毎月十八日・二十五日のみご開帳される秘仏の拝観方法、見どころ、世界遺産古市古墳群など周辺情報までを詳しくご案内します。

木造大日如来坐像/木造不動降三世明王坐像/(金堂安置)
大阪府 平安/鎌倉
木造大日如来坐像/木造不動降三世明王坐像/(金堂安置)

大阪府河内長野市の天野山金剛寺金堂に安置される、木造大日如来坐像と脇侍の不動明王・降三世明王坐像。平安末から鎌倉にかけて約50年を費やして整えられた三尊は、密教の尊勝曼荼羅を立体化した稀有な作例として2017年に国宝に指定されました。

木造如意輪観音坐像(金堂安置)
大阪府 平安
木造如意輪観音坐像(金堂安置)

大阪府河内長野市の観心寺金堂に安置される国宝・木造如意輪観音坐像は、像高109.4cm、六臂の平安前期密教彫刻の最高傑作。毎年4月17・18日のみ開扉される秘仏で、9世紀当初の彩色が今も鮮やかに残る。

木造薬師如来坐像(本堂安置)
大阪府 平安
木造薬師如来坐像(本堂安置)

大阪府交野市の獅子窟寺本尊、国宝・木造薬師如来坐像。カヤの一木から彫出された9世紀末の傑作で、像高約92cm。翻波式衣文や乾漆の螺髪、大坂夏の陣を逃れた歴史、事前予約制の拝観方法まで詳しく案内します。

紙本著色扇面法華経冊子(九十八葉)
大阪府 平安
紙本著色扇面法華経冊子(九十八葉)

大阪・四天王寺に伝わる国宝「扇面法華経冊子」は、扇形の料紙に貴族や庶民の姿をやまと絵で描き、その上に法華経を写した平安後期の装飾経。五帖九十八葉が現存し、平安の扇絵と世俗画を伝存する唯一の遺品である。

一字蓮台法華経〈(普賢勧発品)〉
大阪府 平安
一字蓮台法華経〈(普賢勧発品)〉

国宝「一字蓮台法華経〈普賢勧発品〉」は、経文の一字ごとに蓮の台座と金の円光を描き添えた、平安時代後期を代表する華麗な装飾経です。金銀箔・野毛・砂子をちりばめた料紙と、吹抜屋台で法要を描いた見返し絵が美しく、1952年に国宝指定。奈良市学園前の大和文華館(近鉄グループホールディングス所蔵)に伝わります。

絹本著色帰牧図〈李迪筆/(騎牛)〉
大阪府 南宋
絹本著色帰牧図〈李迪筆/(騎牛)〉

南宋の宮廷画家・李迪が描いた国宝「帰牧図(騎牛)」。雪道を行く牛と牧童を色紙ほどの絹に精緻に表した双幅の名品で、奈良市の大和文華館が所蔵する。両幅に潜む隠し落款や、東山御物と伝わる伝来の歴史も見どころ。

富貴寺大堂
大分県 平安後期
富貴寺大堂

大分県豊後高田市の国東半島に佇む富貴寺大堂は、平安時代後期に建立された九州最古の木造建築であり、国宝に指定されています。宇治の平等院鳳凰堂、平泉の中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂の一つとして、極楽浄土を描いた壁画や重要文化財の阿弥陀如来坐像など、平安時代の信仰と芸術を今に伝える貴重な文化遺産です。

臼杵磨崖仏
大分県 平安~鎌倉
臼杵磨崖仏

大分県臼杵市の臼杵磨崖仏は、阿蘇の溶結凝灰岩に刻まれた平安後期から鎌倉時代の石仏群。古園石仏の大日如来像をはじめ四群61躯すべてが国宝で、磨崖仏として日本初の指定。仏頭復位の経緯や蓮の見頃、アクセスも案内する。

恒川官衙遺跡
長野県 奈良・平安
恒川官衙遺跡

長野県飯田市座光寺の段丘に広がる恒川官衙遺跡は、7世紀後半から10世紀前半まで伊那郡を治めた郡衙の跡。正倉院の遺構や88個もの陶硯、恒川清水の祭祀具が、古代の地方統治の姿を今に残す。2014年に国史跡に指定された。

絹本著色普賢菩薩像
鳥取県 平安
絹本著色普賢菩薩像

鳥取県智頭町の豊乗寺が所有する国宝・絹本著色普賢菩薩像。白象上の菩薩を截金の金銀線で荘厳した平安後期仏画の傑作で、国宝の普賢画像は全国2点のみ。兵火から寺宝を守った伝承と東京国立博物館での鑑賞情報も紹介する。

太刀〈銘正恒〉
東京都 平安
太刀〈銘正恒〉

国宝「太刀 銘正恒」は平安時代の古備前派名工・正恒の作。延享2年(1745年)、8代将軍吉宗の隠居に際し尾張徳川家へ贈られた。腰反りの優美な姿と小乱の刃文、最も古雅と評される二字銘の見どころを徳川美術館の鑑賞情報とともに案内する。

紙本著色源氏物語絵巻(絵十五段、詞十六段)
東京都 平安
紙本著色源氏物語絵巻(絵十五段、詞十六段)

徳川美術館所蔵の国宝・源氏物語絵巻は、物語成立から約150年後の12世紀に描かれた現存最古の源氏絵である。作り絵の濃密な画面と五種の書風による詞書が王朝の美意識を示す。公開は例年11月中旬から下旬のみ。

芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆〉
東京都 平安
芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆〉

京都国立博物館所蔵の国宝「芦手絵和漢朗詠抄」は、永暦元年(1160年)に能書藤原伊行が書写した上下二巻の完本。葦や水鳥に文字を潜ませた芦手絵の料紙、伊行唯一の確実な真筆という希少性、奥書の年記が見どころ。