室町

Muromachi

室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

2,293 室町時代 1336 – 1573
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大威徳寺多宝塔
大阪府 室町後期
大威徳寺多宝塔

大阪府岸和田市の牛滝山に建つ大威徳寺多宝塔は、永正12年(1515年)建立の国指定重要文化財です。本堂背面という全国的にも珍しい配置を持つこの朱色の塔は、室町末期の繊細な建築技法を今に伝え、秋には紅葉との見事な競演で訪れる人を魅了します。修験道の霊場であり日本遺産「葛城修験」の第10番経塚を有する歴史ある山岳寺院の至宝をご紹介します。

多治速比売神社本殿
大阪府 室町後期
多治速比売神社本殿

大阪府堺市南区の多治速比売神社本殿は、天文10年(1541年)造営の重要文化財。桁行三間、梁間一間の入母屋造で、向拝の手挟には芭蕉に蟷螂という他に例のない彫刻が残る。荒山公園に隣接し、本殿の見学は事前予約制。

紙本著色日月四季山水図
大阪府 室町
紙本著色日月四季山水図

大阪・天野山金剛寺の国宝「紙本著色日月四季山水図」は、金の太陽と銀の月の下に四季を描く六曲一双の室町屏風。うねる山と波、胡粉と鉛白による雪の使い分けなどの見どころと、春と秋の特別公開・アクセス情報を紹介します。

青磁鳳凰耳花生〈銘万声〉
大阪府 南宋
青磁鳳凰耳花生〈銘万声〉

国宝「青磁鳳凰耳花生〈銘万声〉」は南宋時代の龍泉窯で焼かれた砧青磁の最高峰。後西院が詩句「擣月千声又万声」から銘を授け、東福門院から毘沙門堂へと伝来した。高さ33.6cm、大阪府の和泉市久保惣記念美術館蔵。

宋刊本史記集解
大阪府 南宋
宋刊本史記集解

大阪・道修町の杏雨書屋が所蔵する国宝「宋刊本史記集解」は、司馬遷『史記』最古の注釈書を宋代の木版印刷で伝える11冊。内藤湖南旧蔵の恭仁山荘善本として知られ、北宋刊本の希少性と確かな伝来で名高い逸品です。

宋版毛詩正義〈紹興九年刊/(金沢文庫本)〉
大阪府 南宋
宋版毛詩正義〈紹興九年刊/(金沢文庫本)〉

大阪・道修町の杏雨書屋に伝わる国宝、宋版毛詩正義17冊。紹興9年(1139年)刊のきわめて希少な単疏本で、各冊の金沢文庫の蔵書印が鎌倉武家の学問との縁を示す。原本の公開機会、影印本、薬の町道修町の歩き方も紹介する。

飛青磁花生
大阪府 南宋~元
飛青磁花生

大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する国宝「飛青磁花生」は、中国元時代の龍泉窯で焼かれた青磁の最高傑作です。玉壺春形の優美な姿に二十一の鉄斑が舞い、江戸時代の鴻池家から安宅コレクションへと伝わった伝来の重みも合わせ、世界に冠絶する一口として名高い名品をご紹介します。

紙本墨画柴門新月図
大阪府 室町
紙本墨画柴門新月図

大阪・藤田美術館が所蔵する国宝「紙本墨画柴門新月図」は、応永十二年(1405年)の年記をもち、年代の確かな詩画軸として現存最古の作例です。杜甫の「南鄰」の一節「柴門に月色新たなり」を画題とし、玉畹梵芳の序と大因良由ほか十八人の禅僧による賛が添えられています。室町水墨画の出発点となった一幅をめぐり、作品の魅力、歴史的背景、見どころ、藤田美術館へのアクセスや周辺情報までを丁寧にご案内します。

絹本著色帰牧図〈李迪筆/(騎牛)〉
大阪府 南宋
絹本著色帰牧図〈李迪筆/(騎牛)〉

南宋の宮廷画家・李迪が描いた国宝「帰牧図(騎牛)」。雪道を行く牛と牧童を色紙ほどの絹に精緻に表した双幅の名品で、奈良市の大和文華館が所蔵する。両幅に潜む隠し落款や、東山御物と伝わる伝来の歴史も見どころ。

大野老松天満社旧本殿
大分県 室町後期
大野老松天満社旧本殿

大分県日田市前津江町に鎮座する大野老松天満社旧本殿は、長享2年(1488年)建立の三間社流造の建築で、九州では極めて稀な室町時代の本格的な神社建築として国の重要文化財に指定されています。太い木割の正統的な様式と独特の細部技法、河童の所作を模した大野楽の奉納でも知られる山深い名社です。

善光寺本堂
大分県 室町中期
善光寺本堂

大分県宇佐市の豊前善光寺に残る室町時代中期の仏堂。桁行七間、梁間五間の寄棟造で、短辺側から入る妻入の平面をとる。明治40年に国の保護建造物となり、昭和25年に重要文化財へ移行した。境内は拝観自由で外観は常時見学できる。

泉福寺仏殿
大分県 室町後期
泉福寺仏殿

大分県国東市の泉福寺仏殿は大永4年(1524年)建立の禅宗様仏堂。曹洞宗寺院の仏殿としては最古で、九州唯一の中世遺構として平成13年に重要文化財に指定された。37か月に及ぶ全解体修理を経て、屋根は茅葺に復原されている。

田原家五重塔
大分県 室町前期
田原家五重塔

大分県杵築市大田沓掛に立つ総高411センチの石造五重塔。昭和43年の解体修理で延元4年(1339年)の銘が見つかった。沓掛城主田原直平の供養塔と伝わり、昭和29年に国の重要文化財に指定されている。屋外にあり見学は自由。

国分寺三重塔
長野県 室町中期
国分寺三重塔

長野県上田市の国分寺三重塔は、室町時代中期に建立された国指定重要文化財。全国の旧国分寺に残る塔としては最も古く、和様を基調に禅宗様を取り入れた優美な建築美と、聖武天皇の国分寺建立の詔から続く1300年近い歴史を今に伝えます。

小菅神社奥社本殿
長野県 室町後期
小菅神社奥社本殿

長野県飯山市の小菅山中腹、標高約840メートルの岩窟に寄り添うように建つ小菅神社奥社本殿は、室町時代後期(天文年間)の懸造社殿で、国の重要文化財に指定されています。修験道の遺構として全国的にも貴重な一棟で、戸隠・飯縄と並ぶ「信州三大修験霊場」の中枢として、上杉謙信ゆかりの伝承や永正5年銘の附属宮殿2基など、見どころが豊富に残されています。

浄光寺薬師堂
長野県 室町中期
浄光寺薬師堂

長野県小布施町の雁田山麓に建つ浄光寺薬師堂は、応永15年(1408年)建立の室町時代初期の仏堂で、国の重要文化財に指定されています。入母屋造・茅葺の優美な姿と、自然石の神秘的な石段、堂内の貴重な仏像群が見どころです。

盛蓮寺観音堂
長野県 室町後期
盛蓮寺観音堂

長野県大町市にある盛蓮寺観音堂は、室町後期に建てられた重要文化財。柱幅の約7.5分の1という大面取りの角柱や舟肘木に鎌倉の古い技法を残し、松本盆地最古の寺院建築に数えられる和様と禅宗様の折衷建築です。

新海三社神社三重塔
長野県 室町後期
新海三社神社三重塔

長野県佐久市の新海三社神社の境内に立つ三重塔。永正12年(1515年)建立、こけら葺・全高約20メートルの重要文化財で、和様に禅宗様を交える造り。明治の神仏分離の際、塔ではなく倉と称して破却を免れた一基。

新海三社神社東本社
長野県 室町後期
新海三社神社東本社

拝殿の裏に並ぶ三棟の本殿のうち、最も小さく簡素な東本社だけが国の重要文化財に指定されている。室町後期の一間社流造で、木鼻の笹の薄肉彫りなどの造作が建立年代を裏づける。佐久の地を開いた祖神、興波岐命を祀る一棟である。

前山寺三重塔
長野県 室町後期
前山寺三重塔

長野県上田市の前山寺三重塔は、二層と三層に縁も勾欄も持たない室町時代後期の重要文化財。縁板を受けるはずの貫だけが突き出す姿から、未完成の完成塔と呼ばれてきた。大正11年指定、拝観は午前9時から午後4時。