昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
神奈川県箱根町強羅の箱根美術館本館は、創立者岡田茂吉が自ら設計し昭和27年に完成した鉄筋コンクリート造三階建。床スラブに中空ブロックを用い、青瓦の塔屋と2階ロビーの眺望を備える。令和6年に国の登録有形文化財となった。
神奈川県小田原市国府津、旧東海道沿いに建つ昭和2年築の店舗兼住宅。関東大震災の4年後に上棟した木造2階建で、深い軒を支える出桁造と緩やかなむくり屋根が正面を特徴づける。平成16年に国の登録有形文化財となった。
神奈川県伊勢原市大山に位置する八段堰堤は、1928年に竣工した重力式コンクリート造の砂防ダムです。関東大震災後の土砂災害を防ぐために築かれ、堤長37m・堤高11mの堂々たる姿は国登録有形文化財に登録されています。伝統的な谷積み技法と近代土木技術の融合が見どころです。
神奈川県伊勢原市大山に所在する袋町堰堤は、1929年(昭和4年)に関東大震災後の砂防対策として築造された重力式コンクリート堰堤です。堤長24m、堤高6.0mの練積工法で造られ、金目川水系の不動沢で下流集落と霊山大山への登拝路を守り続けています。2004年に国登録有形文化財に登録されました。
神奈川県秦野市に残る山ノ神堰堤は、昭和7年竣工の重力式砂防堰堤で国登録有形文化財です。北伊豆地震を契機に内務省が築いた土木遺産の歴史と見どころをご紹介します。
鎌倉・若宮大路沿いに建つ国登録有形文化財「湯浅物産館」。1936年竣工のスクラッチタイル張りの看板建築は、半円アーチ窓が連なる優美なファサードが特徴。カフェや工芸品店が入る複合商業施設として現在も活用されています。
横浜市保土ケ谷区の横浜国立大学名教自然碑は、横浜高等工業学校初代校長・鈴木達治を顕彰する昭和12年建立の石碑である。設計は中村順平、高さ6.6mの寒水石製方尖柱で、裏面には徳富蘇峰の撰文が原三渓の楷書で刻まれる。
弘前市の木村産業研究所は、昭和7年(1932年)竣工の前川國男の処女作。ル・コルビュジエに学んだ直後の作で、ピロティや水平連続窓などモダニズムの原理を日本で早くに形にした建物。2021年に重要文化財となり、現在は弘前こぎん研究所が入る。
青森市浪岡の旧増川営林署庁舎(展示館しょうわ)は、昭和12年に外ヶ浜町へ建てられた木造の洋風庁舎である。妻壁の半円アーチ窓をスクラッチタイルで縁取る。平成20年に現在地へ移築され、いまは喫茶と昭和家電の展示館として公開されている。
昭和5年の津軽鉄道開通時に建てられた唯一現存する駅舎。洋風意匠を取り入れた木造平屋建ての建築美と、太宰治の小説『津軽』の舞台としての文学的価値が評価され、国の登録有形文化財に登録。現在は喫茶店「駅舎」として地域に親しまれています。
青森県平川市に所在する成田和夫家住宅土蔵は、津軽地方の農家の暮らしと建築技術を今に伝える登録有形文化財です。重厚な土壁の蔵の見どころやアクセス情報をご紹介します。
修善寺・新井旅館の水蔵は、相原家の美術品を火災から守るため昭和18年に建てられた半地下の鉄筋コンクリート造の蔵。周囲を巡る石積みの堀に水を引き込み、炎から収蔵品を囲うという独特の備えを持つ。
新井旅館紅葉は昭和2年築の上質な客室棟。八畳六畳の続き間を南と東の二方の広縁が囲み、京都産の屋根瓦、銅板葺の庇、ベンガラ塗りの外壁で、伊豆の山あいにありながら京風の趣をまとう一棟である。
新井旅館吉野の棟は昭和10年築、敷地の西南端に離れ風に建つ客室棟。別に玄関を構え、ゆったりとした間取りに天城杉の良材を用いる。当時の宿が最も力を注いだ建築として語り継がれてきた一棟である。
静岡市清水区上清水町の伊藤家住宅主屋は昭和14年建築の木造平屋建住宅。東側を切妻、西側を寄棟とする変則的な屋根をもち、建具と欄間に神代杉を用いる。平成10年に国の登録有形文化財となったが、現役の個人住宅で内部は非公開である。
静岡県富士市を走る岳南電車・本吉原駅のプラットホームとキノコ型上屋は、2021年に国の登録有形文化財に登録されました。間知石積のホームや独創的な鉄骨上屋の魅力、富士山の眺望、工場夜景など見どころを紹介します。
静岡県袋井市の曹洞宗名刹・可睡斎に残る東司(トイレ)は、昭和12年築の国登録有形文化財。網代天井や組子細工の欄間、日本最大の烏枢沙摩明王像を擁する「日本一の大東司」の歴史・建築・見どころを詳しく紹介します。
静岡県袋井市に佇む旧中村洋裁学院は、昭和25年に創立された洋裁学校の木造校舎です。国登録有形文化財・袋井市景観重要建造物に指定され、戦後復興期の建築の特徴を今に伝えるとともに、地域交流の拠点として活用されています。
1936年竣工の旧二俣町役場は、地元大工・本島亥三郎が独学で西洋建築を習得して手がけた木造2階建ての洋風庁舎です。スクラッチタイル張りの外壁や縦長の上下窓、車寄せなど昭和初期の建築的特徴を残し、2003年に国の登録有形文化財に登録されました。現在は「本田宗一郎ものづくり伝承館」としてホンダ創業者の功績を伝える無料博物館となっています。
静岡市駿河区の海岸沿いに建つ旧マッケンジー住宅は、建築家ヴォーリズが設計したスパニッシュスタイルの洋館です。茶貿易商マッケンジー夫妻の旧宅として1940年に竣工し、国の登録有形文化財に登録されています。赤瓦屋根と白壁の美しいコントラスト、望楼からの富士山の眺望など見どころ満載。2026年3月にHOMAM旧マッケンジー邸として再オープンしました。