大正
Taishō大正時代(1912 – 1926)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
東京都台東区谷中のすぺーす小倉屋蔵は、大正5年に質屋小倉屋の三代目平三郎が建てた質蔵である。梁間二間の細い平面に土蔵造3階を積み、近隣で際立つ高さを持つ。平成12年に登録有形文化財となり、現在は改修工事中。
初代学監・安井てつの住宅として建てられた登録有形文化財です。建築面積111平方メートルは登録7棟で最小。震災後の大正13年8月着工という事情が、外国人教師館ではなくライシャワー館に近い意匠を選ばせました。
本学に派遣された外国人教師が暮らした登録有形文化財です。階上4戸、階下共用という集合住宅的な構成をとります。水平を強調する軒と庇、庇上の花台台座、ポーチ柱の柱頭飾りに、ライト影響下のレーモンドが読めます。
大正13年竣工、善福寺キャンパス最初期の登録有形文化財です。E字型平面の玄関奥に講堂が張り出します。教室窓は5連のスチールサッシ、中央部にはライト調が濃く残り、2024年に竣工100周年を迎えました。
自然科学教室として建てられた登録有形文化財です。登録7棟のなかで最大の建築面積1,453平方メートルを持ちます。玄関以南が先行し北半分は後の増築。3連スチールサッシと寄棟屋根が、向かいの西校舎と対をなします。
東京大学工学部列品館は文京区本郷に建つ大正14年竣工の建物で、平成10年に登録有形文化財となった。内田祥三が震災復興の様式として案出した内田ゴシック最初の作例にあたり、四隅を入隅とする立体感に富んだ外観をもつ。
東京大学大講堂(安田講堂)は文京区本郷に建つ大正14年竣工の講堂で、平成8年に登録有形文化財となった。安田善次郎の匿名の寄附によって建設されたもので、内田祥三の設計による垂直性の強い意匠が高く評価されている。
東京・虎ノ門のオフィス街に佇む大正12年築の木造蕎麦店。国登録有形文化財に指定された千鳥破風の美しい建築で、明治5年創業・六代続く江戸三大蕎麦「砂場」の伝統の味を堪能できます。関東大震災や戦災を乗り越え、曳家工事で保存された貴重な歴史的建造物です。
東京都台東区日本堤に佇む国登録有形文化財「中江店舗」は、関東大震災後の大正13年に宮大工の手で再建された木造2階建の店舗建築です。明治38年創業の桜なべ中江は、かつて吉原に20軒以上あった桜なべ屋で唯一現存する老舗として、東京の郷土料理と歴史ある建築を今に伝えています。
東京都新島村本村の前田家住宅外便所は大正中期の石造平屋建で、平成16年に登録有形文化財となった。島産のコーガ石を壁からヴォールト屋根まで積み上げ、洋風のコーニスを回す。新島で最初に登録された文化財建造物である。
1921年の「活動写真展覧会」で日本映画最初のスター尾上松之助が摂政宮(後の昭和天皇)の御前で演じた「桜井の別れ」を記録した重要文化財映画フィルム。映画フィルムとしては日本で2件目の重要文化財指定。デジタル復元版はオンラインで視聴可能で、東京・京橋の国立映画アーカイブ本館で関連展示も鑑賞できます。
東京国立近代美術館が所蔵する横山大観の重要文化財《生々流転》。水の一生を全長約40メートルの絹本に墨一色で描いた壮大な絵巻物の魅力、見どころ、アクセス情報をご紹介します。
1914年(大正3年)、鉄道院新橋工場で製造された木造電車ナデ6141号は、現存する日本最古のボギー電車であり、片側3扉と総括制御方式を採用した今日の通勤電車の原型ともいえる存在です。2017年に国の重要文化財に指定され、さいたま市の鉄道博物館で大切に保存・展示されています。
徳島県美馬市美馬町、3590平方メートルの屋敷地の中央に建つ大正4年の木造二階建。もと藍を生産した家が隠居所として構え、鼠漆喰の壁と入母屋造の大屋根を持つ。平成10年に屋敷構え全体が国の登録有形文化財となった。
徳島県美馬市美馬町の安楽寺書院は、大正14年に建てられた書院座敷。10畳と12畳半の二室に床の間と付書院を備え、室境を彫刻欄間で飾る。建築面積94平方メートル。平成21年に登録有形文化財に登録された。
徳島県鳴門市にある国登録有形文化財「柿本家バラッケ」は、第一次世界大戦時にドイツ兵捕虜が暮らした板東俘虜収容所の兵舎を移築・復元した貴重な建造物です。アジア初のベートーヴェン交響曲第九番全曲演奏の地に残る、現存きわめて稀な兵舎の歴史と魅力を、隣接するドイツ館や周辺の見どころとあわせてご紹介します。
徳島県松茂町にある旧樫野家住宅は、石灰販売で栄えた樫野家が1915年から1925年にかけて建てた入母屋造・木造2階建の大規模住宅です。建築面積381㎡、良質な材料をふんだんに用いた迎賓建築で、1999年に国の登録有形文化財に登録されました。現在は結婚式場「樫野倶楽部」として活用されています。
徳島県つるぎ町貞光の中心部に佇む貞光劇場は、昭和7年(1932年)に建てられた木造の劇場建築です。当初は芝居小屋として開館し、戦後は映画館に転じて80年近く町の人々に親しまれてきました。切妻造銅板葺の屋根、横板張の外壁、正面の大スパンアーチ玄関、客席上部の格天井に残る往事の広告など、戦前の地方劇場の姿をよく伝える貴重な建築です。令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財に登録されました。二層うだつの町並みとあわせて巡るのがおすすめです。
徳島県板野町の地蔵寺五百羅漢堂は、地蔵寺の奥の院にあたる大正11年(1922年)再建の境内仏堂です。釈迦堂を中心に三棟をコの字形に配し、回廊の壇には約200体の等身大羅漢像が並びます。拝観料は200円です。
徳島県美馬郡つるぎ町に残る竹屋敷堂は、端四国八十八箇所霊場第35番札所として知られる国登録有形文化財です。大正時代に建てられた宝形造の三間堂は、地域の巡礼信仰の歴史を今に伝えています。