東京都・明治
Meiji東京都 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
東京丸の内の静嘉堂文庫美術館で国宝・曜変天目茶碗(稲葉天目)の神秘的な美しさを体験。12世紀の南宋時代に生まれた世界に3碗しかない奇跡の茶碗の魅力と日本の茶道文化をご紹介。
「絹本著色鶉図〈『雑華室印』ノ印アリ〉」は、南宋時代に中国で描かれた一幅の花鳥画で、室町幕府六代将軍・足利義教の鑑蔵印「雑華室印」が捺されています。後に「東山御物」と総称される足利将軍家の中国絵画コレクションに連なる重要文化財として、東京都内の個人によって大切に守り伝えられている貴重な一作です。
北宋の皇帝・徽宗が描いたとされる国宝「桃鳩図」の魅力を紹介。没骨描法による繊細な鳩と桃の表現、痩金体の落款、足利義満旧蔵の来歴など、約900年の歴史を超えて輝き続ける花鳥画の傑作について詳しく解説します。
外務省外交史料館が所蔵する重要文化財「通信全覧」(320冊)と「続通信全覧」(1784冊)は、安政6年(1859)から慶応4年(1868)の幕末10年間に交わされた外交文書を体系的に編纂した、日本初の本格的な外交文書集です。ペリー来航や生麦事件など歴史的事件の一次史料を含む約2000巻にのぼるこの記録群は、平成28年(2016年)に重要文化財に指定されました。麻布台ヒルズ森JPタワー5階の展示室で関連史料を無料で見学できます。
択捉島に生まれた横山松三郎は、母の肖像を残すため独学で写真術を習得した。本資料群83点は弟松蔵が身を寄せた函館の高田家に伝わり、コロジオン湿板の原板や写真油絵、技術書を含む。2023年に重要文化財に指定された写真師の記録である。
南宋の禅僧・虚堂智愚の筆になる重要文化財の墨蹟。蠟を引いた料紙に書かれた点が指定名称に掲げられた特色である。大徳寺の法系の祖師として、虚堂の書は茶席の掛物の第一に重んじられた。昭和十四年に旧国宝へ指定。東京都内の個人蔵で常設公開はない。
南宋時代の宮廷画家・閻次平に伝わる国宝「絹本著色秋野牧牛図」の魅力をご紹介。足利将軍家の東山御物として珍重された名画は、現在、東京・六本木の泉屋博古館東京に所蔵されています。作品の見どころやアクセス情報をお届けします。
東京都北区滝野川に佇む旧醸造試験所第一工場は、明治37年(1904年)に大蔵省醸造試験所の中核施設として竣工した煉瓦造建築です。明治の三大建築家の一人、妻木頼黄がドイツのビール醸造施設を手本に設計し、中空壁、ヴォールト天井、白色施釉煉瓦の旧麴室など最先端の技術を駆使。日本酒造りの近代化に貢献した歴史的価値が評価され、平成26年に国の重要文化財に指定されました。通称「赤煉瓦酒造工場」として知られる、近代日本酒誕生の地をご紹介します。
明治43年に竣工した近衛師団の司令部庁舎。煉瓦造二階建、中央に八角塔屋をのせたゴシック風の外観で、東京に残る数少ない明治の官庁建築のひとつ。昭和20年の宮城事件の現場でもあり、今は北の丸公園で外観のみ見学できる。
新宿御苑の園内に佇む旧洋館御休所は、明治29年(1896年)に皇族の温室訪問時の休憩所として建てられた重要文化財建造物です。アメリカで流行したスティック・スタイルを基調とする瀟洒な木造平屋建てで、宮内省内匠寮の設計による皇室庭園施設として唯一現存する貴重な遺構。2024年12月に改修を終え一般公開が再開されています。
明治42年建設の日本唯一のネオ・バロック様式宮殿。明治以降初の国宝に指定された迎賓館赤坂離宮の歴史、七宝焼や西陣織が彩る豪華絢爛な内装、庭園の見どころ、見学方法を詳しくご紹介します。
東京・中央区に架かる重要文化財「日本橋」の歴史と魅力を紹介。慶長8年の創架から明治44年の石造アーチ橋、麒麟像・獅子像の秘密、そして2040年完成予定の首都高地下化による青空復活計画まで、海外からの訪問者に向けて詳しく解説します。
東京国立博物館の本館左手に佇む表慶館は、1908年に竣工したネオ・バロック様式の重要文化財。大正天皇のご成婚を記念し国民の奉献金で建てられた日本初の本格的美術館で、片山東熊が設計を指導しました。緑青ドーム、阿吽のライオン像、フランス産大理石の十六稜星モザイク床など、明治末期の洋風建築の粋が今も健在です。
明治十一年(一八七八)、工部省赤羽工作分局が鋳造した「妙法寺鉄門」は、牡丹・唐獅子・鳳凰と西洋のアカンサスが一堂に会する稀有な和洋折衷の重要文化財。文明開化の時代精神をいまに伝える、東京杉並の隠れた名品を訪ねます。
東京都港区白金台に佇む明治学院インブリー館は、1889年頃に建てられた都内最古の宣教師住宅。米国ゴシック・リバイバル様式を色濃く残す木造二階建の洋館で、1998年に国の重要文化財に指定されました。記念館・チャペルとともに明治期の建築群を成し、白金台駅から徒歩7分。外観のみ自由に見学できます。
台東区上野桜木の市田家住宅裏門は明治40年頃の腕木門。間口1.5メートル、切妻造鉄板葺で、引き違いの板戸を建て込み、鴨居棟木間の中央に照明器具を吊る。腕木の刳形が屋敷背面の景観を整え、平成17年に登録されました。
台東区上野桜木の市田家住宅表門は明治40年頃の腕木門。間口2.0メートル、切妻造桟瓦葺で、小壁に連子窓を嵌め、柱や腕木に面を取る。黒漆喰塗の袖塀を従え、道路から後退して建ち、歴史的景観への寄与で登録されました。
台東区上野桜木の市田家住宅蔵は明治40年頃の木骨煉瓦造2階建、建築面積25平方メートル。木造軸部の外に煉瓦を厚1枚半に積み、人造石で仕上げて石目地を切る。1階を仏間とし、主屋と同じ清水組の施工と伝わります。
東京都台東区上野桜木の市田家住宅主屋は、明治40年に日本橋の布問屋が隠宅として建てた木造2階建。6畳と8畳の座敷を東西に並べ、当時の住宅間取実例図集にも載った和風住宅の一例で、平成17年に登録有形文化財となりました。
明治42年(1909)に学習院図書館として目白の地に建てられた木造建築。設計は文部省技師・久留正道。スティックスタイルの外観と、校章の桜花を象った持送り・床下換気口が見どころ。2009年登録有形文化財。