京都府の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 京都府京都府に所在する重要文化財。
京都府大山崎町の天王山にある酒解神社の神輿庫。鎌倉時代の建築で、分厚い角材を組み上げた倉の形式をもつ切妻造・本瓦葺の建物。酒解神社は延喜式内社で乙訓地方最古の神社とされ、大正10年に重要文化財に指定。
京都・東山に広がる浄土宗総本山・知恩院の魅力を徹底紹介。日本最大級の木造門・国宝三門、法然上人を祀る国宝御影堂、七不思議、約70トンの大梵鐘、友禅苑・方丈庭園など、見どころとアクセス情報をお届けします。
知恩院唐門は、京都市東山区の知恩院にある寛永18年建立の四脚門で、明治43年に重要文化財に指定された。勅使門とも呼ばれ、鯉や鶴に乗る老人など故事伝説に基づく細かな彫刻で飾られている。
知恩院経蔵は、京都市東山区の知恩院にある元和7年建立の経蔵で、明治33年に重要文化財に指定された。秀忠寄進の宋版一切経を納める八角輪蔵を備え、内部は狩野派の絵師によって荘厳されている。
知恩院勢至堂は、京都市東山区の知恩院の上段にある享禄3年再建の堂で、明治32年に重要文化財に指定された。法然上人の大谷の禅房の故地に建つ知恩院発祥の地で、知恩院によると現存最古の建造物である。
知恩院大鐘楼は、京都市東山区の知恩院にある延宝6年建立の鐘楼で、平成9年に重要文化財に指定された。寛永13年鋳造の重さ約70トンの大鐘を吊り、17人で撞く除夜の鐘は京都の冬の風物詩である。
長福寺宝塔は建武元年(1334年)の刻銘をもつ花崗岩製の石造宝塔で、昭和35年に重要文化財に指定された。年代の確かな中世石造遺品として基準作となっている。所在する長福寺は臨済宗南禅寺派で、通常非公開である。
京都国立博物館の構内に残る旧帝国京都博物館は、明治28年に竣工した煉瓦造の建築群である。設計は宮内省内匠寮の片山東熊。本館・表門・札売場及び袖塀の4棟が昭和44年に重要文化財となり、本館内部は通常非公開。
天球院本堂は京都府京都市右京区花園妙心寺町の妙心寺山内にある寛永年間(1624〜1643年)の本堂で、重要文化財。桁行21.2メートルの入母屋造・桟瓦葺の建物で、玄関と旧障壁の下地桟、旧獅子口が附として指定されている。
天神社十三重塔は京都府木津川市山城町神童子の天神社にある石造の十三重塔で、重要文化財。鎌倉時代中期の建治3年(1277年)に建てられ、建立年代の明らかな十三重塔のうちでは古いものとされる。木津川市の一覧では天神神社十三重塔の名で挙がる。
天満宮本殿は京都府相楽郡和束町園にある貞和4年(1348年)の一間社流造・檜皮葺の本殿で、重要文化財。南北朝時代の建築で、身舎の正面側の屋根を長く延ばして庇とする流造の形式を伝え、昭和16年に指定された。
南禅寺塔頭金地院の東照宮は、寛永5年に造営された重要文化財である。本殿と拝殿を石の間で繋ぐ京都唯一の権現造とされ、拝殿の天井には狩野探幽筆と伝わる鳴龍が描かれる。通常拝観の順路上にあり、外から拝観できる。
東福寺偃月橋は慶長8年(1603年)架設の木造廊橋で、昭和42年に重要文化財へ指定された。橋脚五基の上に桁行十一間の廊を載せ、渓谷・洗玉澗の最上流に架かる。東福寺三名橋で唯一の国指定であり、拝観券なしで渡ることができる。
東福寺月下門(月華門)は室町前期の四脚門で、明治35年(1902年)に重要文化財へ指定された。文永5年に一条実経が亀山天皇から下賜されたとの伝承をもつ檜皮葺の門。扉は閉ざされ、参道から無料で外観を見学できる。
旧日本銀行京都支店は京都市中京区三条通にある明治39年(1906年)の煉瓦造2階建の銀行建築で、重要文化財。辰野金吾と弟子の長野宇平治の設計で、石材を混ぜた壁面と塔屋をもち、京都文化博物館の別館として公開されている。
重要文化財「仁和寺」は二王門・五重塔・御影堂・経蔵・九所明神本殿・遼廓亭など14棟で、1900年から1973年まで5回に分けて指定された。寛永の再興期を中心とする各棟の構造と見どころ、外観を見られる範囲を紹介する。
伏見稲荷大社御茶屋は、寛永18年に後水尾院から祠官羽倉延次が賜り、御所から移したと伝わる書院建築である。七畳と八畳の二室を主室とする。昭和2年指定の重要文化財で、境内で唯一の住宅系建築にあたり、通常は非公開。
京都市左京区花背の大悲山峰定寺の仁王門。貞和6年(1350年)建立の三間一戸の八脚門で、入母屋造・こけら葺。門から本堂までは歴史的自然環境保全地域の参道が続き、往復約30分の山道となっている修験の寺の門である。
京都市左京区花背の大悲山峰定寺の本堂と供水所。貞和年間ごろの建物で、本堂は崖に張り出した懸造の寄棟造・こけら葺、供水所は向唐破風造の小堂。本堂は日本最古の舞台造りの建築と京都市観光協会が紹介している。
旧武徳殿は京都市左京区聖護院円頓美町にある明治32年(1899年)の木造の演武場で、重要文化財。京都府技師の松室重光の設計で、京都市が日本最古の演武場とする建物は、昭和62年に改修されて京都市武道センターの一部となった。