奈良県・鎌倉
Kamakura奈良県 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
元興寺極楽坊禅室は僧坊・東室南階大房の4房分を伝える鎌倉時代前期の建物で、1953年に国宝に指定。板扉と連子窓が4回くり返す正面、南北で大きさの違う窓、古い瓦の残る屋根を解説し、是心会での堂内利用も紹介する。
元興寺極楽坊東門は鎌倉時代後期の四脚門で、1952年に重要文化財に指定。応永年間に東大寺西南院から移され、元興寺が東を向く中世寺院へ変わる契機となった。本柱と控柱の6本の柱、切妻の本瓦屋根の見方を解説する。
元興寺極楽坊本堂は寛元2年(1244年)再建、1955年国宝の極楽堂。僧坊3房分を寄棟造・妻入の堂に改め、内陣に奈良時代の部材を残す。東向きの正面、柱に刻まれた1171年の念仏の銘、飛鳥時代の瓦の見方を解説。
奈良県広陵町の百濟寺三重塔は、明治39年指定の重要文化財。鎌倉後期の三間三重塔婆、本瓦葺で高さ約23メートル。初層の板唐戸と盲連子、延宝3年の相輪、百済大寺伝承の検証、二週間前申込制の内部見学までを解説する。
興福寺三重塔は奈良市登大路町の興福寺にある鎌倉時代前期の三重塔で、国宝。康治2年に皇嘉門院の御願で完成し、治承4年の兵火後まもなく再建された。木割の細い平安時代風の優美な姿で、初重の内部に千体仏を描く珍しい形式をもつ。
興福寺北円堂は奈良市登大路町の興福寺にある承元4年(1210年)の八角円堂で、国宝。養老5年に藤原不比等の一周忌に建てられた堂の再建で、創建時の平面を保ちつつ鎌倉時代前期の細部を見せ、三軒の軒や六角形断面の地垂木が珍しい。
新薬師寺地蔵堂は奈良市高畑町の新薬師寺にある文永3年の小さな仏堂で、大正6年に重要文化財に指定された。1間四方の平面に入母屋造本瓦葺の屋根を載せ、妻側を正面に向ける。堂内には鎌倉・南北朝・室町の3軀の像を祀り、本堂の手前左側に建つ。
新薬師寺鐘楼は奈良市高畑町の新薬師寺にある鎌倉時代前期の鐘楼で、明治31年に重要文化財に指定された。下層を白漆喰の袴腰で覆う珍しい形式で、上層には重要文化財の天平時代の梵鐘が吊られている。南門を入ってすぐ右手に建つ。
新薬師寺南門は奈良市高畑町の新薬師寺の表門で、鎌倉時代後期の四脚門。明治34年に重要文化財に指定された。乱石積の基壇に大きく面取りした柱が立ち、寺は鎌倉時代中期のどっしりとした威厳を持つ門と評価している。拝観者は必ずこの門から境内に入る。
新薬師寺東門は奈良市高畑町の新薬師寺の境内東側に建つ鎌倉時代前期の棟門で、大正6年に重要文化財に指定された。2本の本柱だけで屋根を支え、柱の上端を二つに割って板蟇股を挟む珍しい手法を見せる。出入口としては使われていない。
宗源寺四脚門(勧学院表門)は法隆寺の子院・宗源寺の門で、嘉禎3年(1237年)に建てられた国の重要文化財である。四脚門の形式、東院廻廊と同じ年という建立年の意味、山内の四脚門との見比べ方を詳しく解説する。
奈良県葛城市の當麻寺で金堂の北に並ぶ講堂。治承4年(1180年)に焼失し、120年余り後の乾元2年(1303年)に再建された。桁行7間の寄棟造で、明治32年(1899年)に重要文化財に指定。堂内には平安時代の仏像が並ぶ。
奈良県葛城市の當麻寺で最初の本尊・弥勒仏を祀る仏堂。治承4年(1180年)の兵火で大破したのち鎌倉時代前期に再建され、明治32年(1899年)に重要文化財に指定された。桁行5間の入母屋造で、正面に白鳳時代の石灯籠が立つ。
奈良・手向山八幡宮の境内南端に立つ住吉神社本殿は、鎌倉時代後期の流造・檜皮葺の社殿で、大正10年に重要文化財に指定された。住吉三神をまつり、元禄再建の八幡宮本殿より約四百年さかのぼる古社殿として知られる。
談山神社摩尼輪塔は奈良県桜井市多武峰の談山神社参道脇に立つ石塔で、乾元2年(1303年)の刻銘をもつ。長い塔身の上部に大きな円盤を刻み出した珍しい形で、昭和30年(1955年)に重要文化財に指定された。
長弓寺本堂は奈良県生駒市上町の長弓寺にある弘安2年(1279年)の本堂で、国宝。棟木の墨書で建立年が分かり、桁行五間・梁間六間の入母屋造・檜皮葺に向拝を付ける。鎌倉時代の和様仏堂の代表作のひとつで、細部に大仏様の影響も見せる。
奈良県生駒市の長福寺本堂は明治32年に重要文化財に指定された鎌倉後期の仏堂。平成24年からの解体修理中に赤外線判読が行われ、煤に沈んでいた内陣の曼荼羅や飛天の全容が判明した。彩色推定復元図は本堂隣で公開されている。
東大寺開山堂は初代別当良弁をまつる国宝の堂。正治2年(1200年)の大仏様の内陣を、建長2年(1250年)の移築で方3間に広げた。国宝の良弁僧正坐像は12月16日だけ開扉される。構造、指定の理由、拝観条件を紹介する。
東大寺五輪塔は奈良市川上町にある鎌倉時代前期の石造五輪塔で、昭和30年(1955年)に重要文化財に指定された。五輪塔の形の見方、重源による東大寺復興期と重なる年代の意味、見学にあたっての注意を紹介する。
東大寺鐘楼は承元年間(1207〜1210年)ごろに栄西が再建した国宝の鐘楼。大仏様を基盤に禅宗様を交えた構造が重さ26.3トンの創建期の大鐘を吊る。毎日午後8時に撞かれる鐘の時刻と、無料の見学方法も記す。