平安
Heian平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都・醍醐寺が所蔵する国宝「大日経開題〈弘法大師筆〉」は、日本三筆の一人・空海が唐留学中に大日経疏の要文を抜き書きした貴重な直筆資料です。楷書・行書・草書が混在する空海の「素」の書の魅力と、世界遺産・醍醐寺の見どころをご紹介します。
京都・知恩院が所蔵する国宝「大楼炭経〈巻第三〉」は、唐の咸亨4年(673年)に蘇慶節が一切経として書写した貴重な仏教写経です。仏教宇宙論を説くこの古写経の歴史的価値と見どころを詳しくご紹介します。
京都・仁和寺に所蔵される国宝「高倉天皇宸翰御消息」は、治承2年(1178年)に高倉天皇が異母兄・守覚法親王に宛てた唯一現存する直筆の手紙です。安徳天皇の誕生を感謝するこの書状の歴史的価値と仁和寺の見どころをご紹介します。
太刀〈銘正恒〉は、京都国立博物館にある平安時代の古備前正恒の太刀で、昭和36年に国宝に指定された。正恒の代表作の一口で、鍛えと刃文が正恒の典型であり、しかも健全である。
伝藤原行成筆仮名消息(十二通)は、京都鳩居堂が所有する11世紀後半の仮名消息で、昭和27年に国宝に指定された。裏に説話集が書かれて隠れていたが、嘉永4年に冷泉為恭が仮名消息を表にして仕立て直した。
京都・本能寺所蔵の国宝「伝藤原行成筆書巻」(本能寺切)の魅力を紹介。平安時代の三蹟・藤原行成に伝称される和様書道の傑作は、京都国立博物館に寄託され、特別展等で公開されます。見どころ・アクセス・鑑賞ガイドをお届けします。
篆隷万象名義は、京都の高山寺が所有する永久2年(1114年)書写の写本で、昭和27年に国宝に指定された。空海が編んだ現存最古の日本製の辞書で、高山寺本が唯一の古写本である。
日本霊異記〈中下〉は、京都・大原の来迎院が所有する平安時代の『日本霊異記』中巻・下巻の写本2帖で、昭和52年に国宝に指定された。巻中・下の序をほぼ完存し、霊異記の成立や原本の姿を研究するうえで貴重である。
京都・仁和寺に伝わる重要文化財「仁和寺黒塗手箱聖教」は、平安時代以来の聖教を黒塗りの手箱に納めた膨大な文書群。御流をはじめとする門跡の儀礼世界を伝える、日本密教研究の根本資料です。
京都・細見美術館が所蔵する重要文化財「羽黒山御手洗池出土銅鏡」四十面は、山形・羽黒山山頂の鏡池に奉納された平安時代後期の和鏡群です。池そのものを神霊と崇める水霊信仰の遺品であり、双鳥や草花を低浮彫であらわした優美な意匠は「王朝美」の名にふさわしい王朝工芸の精華を伝えます。
京都・東福寺に伝わる国宝「無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)〉」は、中国・南宋時代の高僧・無準師範が弟子の円爾弁円に悟りの証として授けた印可状です。1237年に絹本に墨書されたこの書跡は、禅宗の法脈伝承を証する第一級の歴史資料であり、力強く格調高い筆致で知られる名品です。東福寺の創建と日本禅宗の発展を物語る、かけがえのない文化遺産をご紹介します。
宝相華蒔絵宝珠箱は、京都の仁和寺が所有する平安時代の蒔絵の箱で、昭和29年に国宝に指定された。如意宝珠を納めた箱で、瑞鳥と宝相華を金銀の研出蒔絵で表し、寺伝の平安前期を首肯しうる数少ない蒔絵の優品である。
京都・真如堂(真正極楽寺)に伝わる国宝「法華経〈自巻第二/至巻第七〉」は、鎌倉時代の名仏師・運慶が発願し、焼失した東大寺の木材を巻軸に用いた祈りの写経です。快慶ら一門の結縁や写経の背景、真如堂の見どころを詳しくご紹介します。
仁和寺の国宝、宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱。空海が唐から請来した三十帖冊子を納める乾漆製の箱で、延喜十九年(919年)という制作年がわかる希少な平安蒔絵。中央の銘を囲む二十八体の迦陵頻伽は、すべて姿が異なる。
平等院に伝わる国宝の梵鐘は、飛天や鳳凰、獅子の文様が鐘面を埋め尽くす和鐘随一の装飾鐘。「姿の平等院」と称され天下の三名鐘に数えられる平安時代の名品で、現在は境内の平等院ミュージアム鳳翔館で間近に観覧できる。
京都・高雄の神護寺に伝わる国宝梵鐘は、貞観十七年(875年)の鋳造である。鋳工は志我部海継。詞を橘広相、銘を菅原是善、書を藤原敏行が分担した三名手の合作で、日本三名鐘の一つ「三絶の鐘」と称される名鐘である。
密教法具〈伝弘法大師将来〉は、京都の東寺が所有する平安時代の金剛盤・五鈷鈴・五鈷杵で、昭和36年に国宝に指定された。空海の請来目録に記載があり、真言密教根本の修法道具として相承されてきた請来当初の品である。
密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉は、京都の大徳寺塔頭龍光院が所有する南宋の禅僧密庵咸傑の法語で、昭和26年に国宝に指定された。龍光院書院の茶室「密庵席」の床に掛ける書で、茶室の名の由来である。
御堂関白記は、陽明文庫が所有する平安時代の藤原道長の日記で、自筆本14巻と写本12巻が昭和26年に国宝に指定された。現存する世界最古の自筆日記とされ、平成25年にユネスコの世界の記憶に登録された。
木造阿弥陀如来及両脇侍坐像(往生極楽院阿弥陀堂安置)は、京都・大原の三千院にある平安時代の三尊像で、平成14年に国宝に指定された。1148年の銘記をもち、融通念仏との関係が推定される大型の来迎形阿弥陀三尊像の唯一の遺例である。