昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
茨城県常陸太田市の里川に架かる央橋は、昭和12年(1937年)竣工の下路式RC造単アーチ橋です。ローゼ橋の初期の事例として関東以北では貴重な遺構であり、めがね橋の愛称で地元に親しまれています。平成15年に国の登録有形文化財に登録されました。
1930年に建てられた日本聖公会土浦聖バルナバ教会礼拝堂は、茨城県南地域に現存する最古の鉄筋コンクリート造建造物です。2025年に国の登録有形文化財に登録が決定。ヴォーリズとの設計秘話、昭和初期のオルガンやステンドグラスなど、約95年の歴史が息づく教会の魅力をご紹介します。
茨城県大洗町にある「幕末と明治の博物館別館」は、昭和7年築の鉄筋コンクリート造で国登録有形文化財に登録されています。コリント風円柱や擬石仕上げの重厚な外観が特徴。幕末・明治の志士の遺品や皇室ゆかりの品々を展示する歴史ある博物館です。
茨城県石岡市の府中誉、主屋の東南に建つ酒米蔵。昭和初期の木骨コンクリート造2階建で約141平方メートル、人造石洗い出し仕上げをもつ。昭和4年(1929年)の大火後に採られた構法を示す一棟で、土と木の屋敷に新素材が入った転換を映す。
茨城県桜川市の重伝建・真壁に建つ増渕宥市家住宅表門。真壁396の増渕家とは別世帯の門である。昭和初期築の木造・瓦葺、間口約2.7メートルで、棟門・薬医門・腕木門の三形式を一基に折衷した独特のつくりに特徴がある。
茨城県桜川市の重伝建・真壁に建つ増渕宥市家住宅土蔵。昭和初期築の土蔵造2階建で、屋敷地の南方の奥に東西棟で建つ。北面中央の戸口や2階東妻面の観音開き防火戸など、火から家財を守るための工夫を備えた蔵である。
茨城県水戸市の三の丸地区に佇む昭和7年(1932年)築の配水塔。水道技師・後藤鶴松が設計した高さ21.6mの鉄筋コンクリート円塔は、ゴシック風装飾と消防ホースのレリーフをまとった近代水道のシンボル。国の登録有形文化財、近代水道百選、土木学会選奨土木遺産。
岡山県井原市の中心部に建つ井原市民会館別館は、1971年(昭和46年)に本館とともに完成した鉄筋コンクリート造2階建ての付属建物で、2023年に国の登録有形文化財として登録されました。打放しコンクリートの表情豊かな外観と南側の換気塔が、戦後モダニズム建築の系譜を今に伝えています。
1971年(昭和46年)竣工の鉄筋コンクリート造の市民会館。屹立する時計塔と多彩な打放しコンクリート仕上が特徴で、関西建築事務所の村山衛弘氏が設計を手がけました。2023年に国の登録有形文化財に登録された、岡山県西部の戦後モダニズム建築の代表作です。
岡山県津山市にある江見写真館は、2000年に登録有形文化財に指定された昭和初期の写真館建築です。半円形の応接室や2連アーチ窓など独特の意匠を残し、約10,000点の歴史的写真を所蔵する現役の写真館の魅力をご紹介します。
岡山県浅口市寄島町に建つ大浦神社鳥居は、北木島産花崗岩で造られた登録有形文化財の明神鳥居です。犬養毅元首相揮毫の扁額や、460年以上続く国内唯一の競馬神事など、見どころをご紹介します。
岡山県浅口市寄島町に鎮座する大浦神社本殿は、入母屋造銅板葺の屋根に千鳥破風と唐破風を組み合わせた、昭和2年(1927年)再建の壮麗な社殿。陰陽師・安倍晴明ゆかりの古社で、令和元年に国の登録有形文化財に登録された名建築であり、四百六十年以上続く特殊神事「競馬神事」でも知られる、瀬戸内の信仰の中心地です。
岡山朝日高校の北辺に東書庫と並び立つ、昭和五年築の鉄筋コンクリート造書庫。コーニスや連続窓を年長の煉瓦造書庫にそろえ、二棟が一続きに見えるよう設計された。空襲を免れ旧制六高の記憶を今に残す登録有形文化財である。
岡山県瀬戸内市の長島にあるハンセン病療養所、邑久光明園の中央に建つ恩賜会館。昭和十六年の木造建築で、中央車寄せの上部に三連アーチ窓を掲げ、妻を二重に見せる特徴的な意匠が評価され登録有形文化財となった。
邑久光明園の敷地東部に北面して建つ旧裳掛小・中学校第三分校。園内では光明学園と呼ばれ、島で暮らす子どもたちが学んだ。昭和十四年の木造平屋建で、療養所に附属する学校建築が残る貴重な例として登録された。
邑久光明園の西部官舎区の下、対岸の本土を望んで建つ瀬溝桟橋。昭和二十四年の花崗岩を谷積とした石造の波止場で、邑久長島大橋の架橋以前に島と本土を結んだ職員用の船着場として登録有形文化財に加えられた。
邑久光明園の南部、波止場の西斜面を下る物資運搬斜路。昭和十三年のコンクリート造で、延長四十五メートル、高低差二十三メートルの鋼索式トロッコ軌道。船で島に届いた物資を高台の施設へ引き上げた設備として登録された。
邑久光明園の北部高台に南面して建つ奉安殿。昭和十八年の鉄筋コンクリート造で、建築面積約二平方メートルの小建築。御真影と教育勅語を奉安する建物が療養所に残る類例の少ない例として登録有形文化財となった。
岡山県鏡野町の奥津温泉に佇む奥津荘本館は、昭和2年築の国登録有形文化財。浴槽の底から42.6℃の源泉が直接湧き出す「足元湧出」の鍵湯は全国でもわずか20〜30軒にしか残っていない極めて希少な温泉体験です。棟方志功や犬養毅も愛した歴史ある木造旅館の魅力をご紹介します。
奥津発電所一号蓋渠は、岡山県鏡野町上齋原の吉井川上流に築かれた登録有形文化財。鉄筋コンクリートの水路を練積・谷積の石壁で補強した延長約122メートルの覆蓋水路で、昭和7年(1932年)に中国合同電気が建設した。