東京都・江戸
Edo東京都 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
南宋時代の宮廷画家・閻次平に伝わる国宝「絹本著色秋野牧牛図」の魅力をご紹介。足利将軍家の東山御物として珍重された名画は、現在、東京・六本木の泉屋博古館東京に所蔵されています。作品の見どころやアクセス情報をお届けします。
東京国立博物館に寄託される国宝「馮子振墨蹟〈画跋〉」は、北宋の画家易元吉の草虫図巻に元の文人馮子振が記した跋文。絵は失われ書のみが残る。切断を戒めた千利休添状が附指定され、横幅約120センチの原形をとどめる。
東京都文京区にある護国寺本堂(観音堂)は、五代将軍徳川綱吉が生母・桂昌院の発願により建立した祈願寺の中心建築。元禄10年(1697年)に造営された桁行七間・梁間七間の大伽藍で、関東大震災や戦災を免れ、東京都心で唯一江戸期に当地で建立された大本山級寺院本堂として今に残る。和様と唐様を折衷した格調高い建築様式と、元禄文化の粋を集めた繊細な彫刻が見どころ。国指定重要文化財。
東京都檜原村、標高約750メートルの尾根に建つ茅葺の山岳民家。18世紀前半の入母屋造で、昭和53年に重要文化財に指定された。2008年まで人が住み、保存修理で創建時の姿に復原された。専用モノレールで訪ねる。
東京都台東区の浅草寺境内に佇む二天門は、慶安2年(1649年)頃の建立で、東京都心部に残る数少ない江戸時代初期の木造建築です。国指定重要文化財であるこの朱塗りの門は、かつて境内に存在した東照宮の随身門を起源とし、神仏分離を経て仏教守護神の持国天・増長天を祀る二天門へと変遷しました。2010年の大規模修復で創建当初の鮮やかな姿がよみがえった門の歴史と見どころをご紹介します。
東京都調布市入間町に佇む新井家住宅内蔵は、江戸末期に建てられた国登録有形文化財の土蔵建築です。屋敷林に囲まれた武蔵野の旧家の風情を今に伝える貴重な文化遺産の魅力と見どころをご紹介します。
東京都大田区北嶺町に建つ御嶽神社水行堂は、慶応3年(1867)頃に建てられた木曽御嶽信仰の水垢離(みずごり)施設。龍の彫刻欄間や井戸付きの内部空間など、幕末の宗教建築を御嶽山駅から徒歩約2分の好立地で味わえる、国登録有形文化財です。
慶応四年、最後の将軍徳川慶喜が江戸城を出て二か月を過ごした書院が葵の間。十畳と八畳からなる質素な座敷で、下地窓や地袋棚に数寄屋風の趣を添える。徳川の世が終わった場が今も保たれている。
東京都台東区雷門に建つ国登録有形文化財「ギャラリー・エフ蔵」。慶応4年(1868年)に材木商・竹屋長四郎が建てた土蔵は、関東大震災と東京大空襲を生き延び、アートギャラリーとして再生。現在は深大寺への移築が進められています。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)土蔵は、弘化4年(1847年)建築で敷地最古の建物。棟札に「風門之倉庫」と記され、南東隅に建つ巽蔵である。掛子塗の観音扉や鉢巻を残す土蔵造2階建。2023年登録の国登録有形文化財。
東京都青梅市の旧吉川英治邸(草思堂)長屋門は、江戸末期の養蚕農家の表構え。袖部屋は戦時中に都市からの疎開者の住居となり、戦後は吉川英治が書庫や物置に用いた。出格子やつしの窓を残す。2023年登録の国登録有形文化財。
西東京市田無町に建つ下田家住宅主屋は、旧田無村の名主を世襲した下田家の住まい。江戸末期築で市内最古の民家とされ、二〇一九年に登録有形文化財となった。入母屋造銅板葺の佇まいが郊外に残る農村の面影を伝える。
東京・檜原村数馬の谷あいに建つ蛇の湯温泉たから荘。富士型二重兜造の茅葺屋根をもつ江戸後期の大型民家で、平成25年に登録有形文化財となった。大蛇の言い伝えが残る単純硫黄冷鉱泉に、都内唯一の秘湯の宿として今も湯をたたえる。
東京・芝公園にひっそりと佇む常照院本堂内陣は、1769年(明和6年)建立の土蔵造の念仏堂。関東大震災と東京大空襲を奇跡的に免れた国登録有形文化財で、市川團十郎家の菩提寺としても知られる増上寺の子院です。
東京タワーの真下に立つ心光院の表門は、寛保三年(一七四三年)建立の朱塗り四脚門。徳川家菩提寺・増上寺の別院で、二軒吹寄垂木や虹梁型頭貫に格式がうかがえる。戦災を免れて移築され、平成十三年に登録有形文化財となった。
東京都目黒区の祐天寺境内に佇む地蔵堂は、江戸時代中期に建立された国登録有形文化財です。外陣天井に描かれた江戸町火消の纏の図や折上格天井など、仏教建築と消防文化が融合した稀有な装飾が見どころ。祐天上人と地蔵菩薩信仰の歴史、周辺の中目黒エリア情報もあわせてご紹介します。
東京都目黒区の祐天寺に佇む地蔵堂門は、天井に火消組の纏七種を陽刻した独創的な意匠を持つ薬医門です。国の登録有形文化財に指定されたその歴史・建築・見どころを詳しくご紹介します。
寛永16年(1639)、二歳六か月で尾張徳川家二代光友に嫁いだ千代姫の婚礼調度70件。『源氏物語』初音帖の歌を蒔絵に散らした幸阿弥長重の最高傑作で、現存最古の一括婚礼調度として平成8年に国宝に指定された。
俵屋宗達による水墨画の最高傑作〈蓮池水禽図〉。京都国立博物館所蔵の国宝で、江戸時代初期に描かれた紙本墨画の掛幅です。二茎の蓮と二羽のかいつぶりを墨のみで描き分け、動と静、盛りと衰えを静謐な詩情のうちに表現した名品の魅力、国宝指定の理由、見どころ、周辺情報までをわかりやすくご紹介します。
中国・南宋時代の青磁下蕪花生。丸くふくらむ胴に細い頸が立つ国宝で、貫入のない淡い青の釉がむらなく掛かる。官窯か龍泉窯か、焼かれた窯は今も未確定。東京国立博物館に寄託され、群馬の原美術館ARCでも折にふれ公開される。