東京都・昭和
Shōwa東京都 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
東京・文京区関口の高台に建つ「東京カテドラル鐘塔」は、丹下健三が大聖堂と一体で設計した高さ62メートルの鉄筋コンクリート造鐘塔です。建築面積わずか12平方メートルの極端なプロポーション、四面が捻れる鋭利なシルエット、頂部に吊られたドイツ製の4つの鐘、十字架を象る突芯。2025年(令和7年)8月に国の登録有形文化財となった、戦後モダニズム宗教建築の傑作を訪ねます。
文京区関口の高台にそびえる東京カテドラル聖マリア大聖堂は、1964年に丹下健三の設計で完成した戦後日本のモダニズム建築の代表作。8枚のHPシェルが描く十字架と、ステンレスに包まれたダイナミックな祈りの空間、鐘塔・ルルドの洞窟など、見どころと拝観情報を詳しくご紹介します。
関東大震災からの復興として昭和7年に再建された鉄筋コンクリート造3階建の校舎。スクラッチタイルの外壁と正面の半円形の大アーチが特徴で、東京海洋大学越中島キャンパスに建つ登録有形文化財である。
1号館と同時期の昭和7年に図書館として建てられた鉄筋コンクリート造の建物。スクラッチタイル貼で、背面に船を思わせる円形の張り出しをもつ東京海洋大学越中島キャンパスの登録有形文化財である。
昭和8年に水産講習所本館として建てられた鉄筋コンクリート造の建物。左右対称の正面に四本の柱型が立ち垂直性を強調する。二つの海事系の歴史が重なる東京海洋大学越中島キャンパスの登録有形文化財である。
昭和13年竣工、戦前期レーモンド最後期の登録有形文化財です。担当は杉山雅則。塔とプレキャストのトレーサリー、幾何学のステンドグラス、扇形平面の講堂が見どころで、1991年設置のパイプオルガンも響きます。
創立者のひとりライシャワー博士一家の住宅として昭和2年に建てられた登録有形文化財です。レーモンドがライトの影響から脱しつつあった時期の鉄筋コンクリート造住宅で、現在は留学生の交流の場として使われています。
杉並区善福寺、正門から伸びる軸線の突き当たりに立つ登録有形文化財です。図書館として昭和6年に竣工しました。白壁に刻まれたラテン語の標語と、初期レーモンドに残るライト調の面影を、芝生の広場越しに読み解きたい一棟。
1927年竣工、内田祥三設計の登録有形文化財・東京大学法学部3号館の魅力を紹介。ゴシックアーチやスクラッチタイルが織りなす壮麗な校舎建築と本郷キャンパスの見どころを詳しく解説します。
1958年竣工、高さ333メートルの東京タワーは、当時世界一の自立式鉄塔として戦後日本の復興と高度経済成長を象徴してきました。内藤多仲の設計による耐震構造の傑作は、2013年に国の登録有形文化財に登録。メインデッキとトップデッキからの絶景、季節ごとのライトアップなど、今なお多くの人々を魅了し続けています。
昭和34年(1959年)竣工の四ツ谷跨線橋は、JR中央線を30度の鋭角で跨ぎ、曲線半径500mの丸ノ内線と四ツ谷駅を支える橋長110mの鋼製ゲルバー橋です。東京都内の土木構造物として初の登録有形文化財に登録されました。
1934年竣工の東京農工大学農学部本館は、安田講堂で知られる内田祥三率いる東京帝大営繕課が設計した鉄骨鉄筋コンクリート造3階建の学術建築です。E形平面と時計台を特徴とし、国の登録有形文化財に登録されています。平日は一般公開され、近代日本の高等教育史を体感できる貴重な文化遺産です。
東京・雑司が谷の鬼子母神参道そばに佇む並木ハウスは、漫画家・手塚治虫が暮らした昭和28年築の木造アパート。国の登録有形文化財に登録された上質な戦後建築の魅力と、マンガ文化のルーツを紹介します。
東京都世田谷区松原に佇む日本学園一号館は、1936年竣工の鉄筋コンクリート造3階建の校舎建築です。ガウディを日本に紹介した建築家・今井兼次が母校のために設計し、三層分の角柱が並ぶ正面玄関が正統的な風格を醸し出しています。2009年に国の登録有形文化財に登録されました。
1939年(昭和14年)建築の旧八丈支庁庁舎を活用した八丈島歴史民俗資料館は、国登録有形文化財に登録された洋風木造建築です。宇喜多秀家の流人資料や黄八丈、縄文土器など1,500点以上の展示資料を所蔵。2025年10月にリニューアルオープンしました。
1971年竣工、世田谷区上野毛の国分寺崖線に建つ宮脇檀設計の名作住宅「ブルーボックスハウス」。2023年に登録有形文化財に登録された、崖から浮かぶ青い箱型の革新的フォルムが特徴の、宮脇ボックスシリーズ代表作をご紹介します。
東京・京橋の一角に佇む繭山龍泉堂店舗は、建築家・東畑謙三が昭和35年(1960)に設計した国登録有形文化財。由良石の額縁と弁柄入り黒漆喰の壁面が骨董美術の老舗にふさわしい品格を漂わせ、戦後復興期を代表する都市商業建築として今も輝きを放っています。
東京・神楽坂の宮城道雄記念館に残る「検校の間」は、名曲「春の海」で知られる盲目の箏曲家・宮城道雄が晩年に作曲や執筆を行った書斎です。1948年建築の木造平屋建で、寄棟造桟瓦葺の洗練された意匠が評価され、2011年に国登録有形文化財に登録されました。
東京・渋谷の青山通り裏手に佇むミュージアム1999(旧千葉常五郎邸)は、1934年竣工のアール・デコ様式の大邸宅です。2018年に国の登録有形文化財に登録され、エルテ作品の世界最大規模のコレクションを所蔵。戦火を乗り越えた希少な昭和初期の近代建築をご紹介します。
東京都文京区本駒込に佇む「森博士の家」は、文豪・森鷗外の長男で医学者の森於菟のために建築家・清家清が1951年に設計したデビュー作です。簡素な材料と間取りの中に建具を介した自由な空間構成と機能美を有する、戦後日本の住宅建築の原点とも言える国登録有形文化財です。