京都府・奈良
Nara京都府 の奈良時代(710 – 794)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良県香芝市穴虫から出土した金銅製の骨蔵器で、京都国立博物館が保管する。高さ24.2センチメートル、蓋と身が半球形に分かれる球形で、蓋裏に391字の銘をもつ。昭和30年(1955年)に国宝へ指定された。
京都府にある中国の書跡で、員数は1帖。千字文を真書と草書の2体で並べて書く。智永の筆とされるが、文化庁は作者欄を空欄とし、時代を唐とする。昭和28年(1953年)に国宝へ指定された書跡・典籍にあたる。
京都市右京区嵯峨の清凉寺が所有する16幅の仏画で、文化庁は国の欄を宋、時代を北宋としている。日本で作られたものではない。重要文化財を経ることなく、昭和30年(1955年)に国宝へ指定されたものである。
京都市東山区の東福寺が所有する南宋時代の絵画1幅で、南宋の高僧である無準師範の全身を描いている。同名のもう一幅と同じ木箱に納められて伝来したものである。昭和27年(1952年)に国宝へ指定されている。
京都府の相国寺が所有する南宋時代の茶碗1口で、高さ6.7センチメートル、口径11.8センチメートル。内面は釉薬をかけない部分が文様になり、外側は逆にふりかけて斑文様とする。昭和28年に国宝へ指定された。
京都府の高山寺が所有する唐時代の典籍3巻で、国の欄は日本ではなく中国と記録されている。文化財保護の制度は、物の作られた場所を問わないからである。昭和27年(1952年)に国宝へ指定された3巻の典籍である。
京都府京都市の竜光院が所有する茶碗で、明治41年(1908年)に重要文化財、昭和26年(1951年)に国宝となった。両者のあいだには43年の開きがある。同じ名の物件が、重要美術品としても記録されている。
東京都千代田区にある唐代の書1幅で、王羲之の書簡を双鉤塡墨の技法で写した模本である。真筆は現存しておらず、同種の模本は日本・中国・米国に計九点しかない。令和5年(2023年)に国宝へ指定された1幅である。
宮城県多賀城市の多賀城碑は、神亀元年の多賀城創建と天平宝字6年の修造を刻む奈良時代の碑。芭蕉も訪れた壺碑として知られ、明治以来の偽作説は発掘調査で退けられた。令和6年(2024年)に国宝に指定された。
金銅小野毛人墓誌は、京都の崇道神社が所有し京都国立博物館にある奈良時代の墓誌で、昭和36年に国宝に指定された。1613年に上高野の古墓から見つかり、遣隋使小野妹子の子である毛人の経歴を両面に刻む。
鎌倉時代の僧・慶政が南宋の泉州からもたらした日本最古のペルシア語文書「紙本墨書南番文字」。イランの著名な詩人の詩句が記された重要文化財の歴史的価値と、海のシルクロードが結んだ中世の国際交流の物語をご紹介します。
京都府に個人所蔵として伝わる「石造浮彫三尊仏龕」は、唐の開元十二年(七二四年)の紀年銘を持つ重要文化財です。則天武后ゆかりの光宅寺七宝台を荘厳していた宝慶寺石仏群の一点で、インド・グプタ朝様式を消化した盛唐期仏教彫刻の精華を今に伝えています。
京都府所在の国指定重要文化財「無爾可宣墨蹟〈与明知客偈/咸淳戊辰夏孟下澣〉」。南宋末の臨済禅高僧・無爾可宣(石橋可宣)が、咸淳四年(西暦1268年)の初夏下旬に、知客(来客の応対役の僧)であった「明」という弟子に与えた偈頌の一幅。茶の湯の世界でも最上格の掛物とされた禅林墨蹟の名品で、京都の禅文化の源流を伝える貴重な史料です。
京都国立博物館に伝わる『文選 弁命論』は、中国南北朝時代の梁の昭明太子・蕭統が編纂した中国最古の詩文総集『文選』のうち、巻第五十四に収められた劉孝標の哲学的名篇です。奈良時代に日本へ伝来し、平安貴族の必読書として愛読された『文選』の写本群は、東アジアの知の交流と日本独自の受容を物語る貴重な文化遺産。書の美と思想の奥行きをじっくり味わえる京都の古典散策の旅へ、あなたをお誘いします。
横被は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の横被で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、唐代の染織の様相を伝える貴重な資料である。
京都の陽明文庫が伝える国宝の手鑑。江戸時代の近衛家熙が大ぶりの台紙の二帖に古筆三百七葉を集めた。巻頭の大聖武に始まり、三筆の嵯峨天皇、後鳥羽院、仮名の規範とされる高野切まで、奈良から室町の名筆をたどれる。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「虚堂智愚墨蹟〈達磨忌拈香語〉」の魅力を紹介。南宋の禅僧・虚堂智愚が記した禅の書の歴史的価値、茶の湯との深い関わり、鑑賞の機会について解説します。
玉篇巻第廿七〈前半〉は、京都の高山寺が所有する唐時代の字書『玉篇』の写本で、昭和27年に国宝に指定された。中国では早くに失われ日本にのみ伝わる書で、石山寺の後半とあわせて巻二十七の全体を伝える。
犍陀穀糸袈裟は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の七条袈裟で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、層雲文を綴織で表す。
京都・清浄華院が所蔵する国宝。中国南宋の画家・四明普悦が描いた阿弥陀三尊像の三幅対で、各幅に署名が残る。足利将軍家伝来の東山御物として知られ、現在は京都国立博物館に寄託され、その公開はごくまれである。