古墳
Kofun古墳時代(300 – 538)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都国立博物館に伝わる世説新書巻第六残巻は、中国の逸話集『世説新語』の現存最古写本とされる国宝です。七世紀唐代の端正な楷書で記され、紙背に密教の儀軌を写して東寺に伝来しました。ヲコト点を残す訓点資料としても貴重です。
京都・知恩院が所蔵する国宝「大楼炭経〈巻第三〉」は、唐の咸亨4年(673年)に蘇慶節が一切経として書写した貴重な仏教写経です。仏教宇宙論を説くこの古写経の歴史的価値と見どころを詳しくご紹介します。
京都・東寺の国宝、兜跋毘沙門天立像。中国・唐でつくられ、平安京の羅城門の楼上に立っていたと伝わる像高189.4センチの守護神である。邪鬼ではなく地天女の手の上に立つ独特の姿と、東寺での拝観方法を紹介する。
群馬県前橋市荒子町に所在した5世紀後半の帆立貝式古墳・舞台1号墳から出土した家形埴輪・石製模造品・供物表現のある土師器など、古墳時代の祭祀の様子を生き生きと伝える国指定重要文化財です。所有は国(文化庁)、現在は高崎市の群馬県立歴史博物館にて展示されています。
群馬県高崎市の綿貫観音山古墳は6世紀後半の前方後円墳で、後円部の横穴式石室は未盗掘だった。武寧王陵出土鏡と同型の獣帯鏡や国内最古級の銅水瓶、三人童女の埴輪など、大陸・朝鮮半島との交流を示す副葬品が国宝に指定されている。
大阪府高槻市の安満宮山古墳から出土した重要文化財の一括資料をご紹介。日本最古級の紀年銘「青龍三年」を持つ銅鏡5面、鉄製品、ガラス小玉など、邪馬台国・卑弥呼時代の交流を物語る貴重な考古資料の魅力と見どころをお伝えします。
三重県松阪市の宝塚1号墳から出土した国宝の埴輪群278点をご紹介。全長140cmの日本最大の船形埴輪をはじめ、囲形・家形埴輪など、古墳時代の葬送儀礼を今に伝える貴重な文化遺産の見どころ、アクセス情報、周辺観光をまとめました。
比叡山延暦寺に伝わる国宝・七条刺納袈裟は、伝教大師最澄が唐から持ち帰った貴重な染織遺品です。天台宗第六祖・湛然所用と伝わる麻製の袈裟は、正倉院や法隆寺にもない稀有な存在。その歴史的価値と見どころ、拝観方法をご紹介します。
6世紀の梁で顧野王が編んだ漢字字典『玉篇』は中国で散逸し、本来の姿は唐代の写本によって日本にのみ残った。石山寺の本巻は全30巻のうち巻第廿七の後半にあたり、糸部などを収める。前半は京都の高山寺が所蔵する国宝である。
滋賀県大津市の石山寺が所蔵する国宝・釈摩訶衍論は、唐時代に書写された五帖の折本である。竜樹の撰述を称するが実際は七〜八世紀に唐または新羅で成立した『大乗起信論』の注釈書で、現存する唐写本として希少な一品。
延暦寺が所蔵する国宝。唐の役所が留学僧・最澄に発給した八〇四年の明州牒と八〇五年の台州牒を一巻にまとめた通行許可書である。最澄が自ら記した申請部分はその真筆と認められ、九世紀初頭の唐代官文書としても、日本天台宗の原点を示す資料としても貴重。
滋賀県大津市の園城寺が所蔵する国宝。金剛界曼荼羅の諸尊を白描で描いた密教図像で、円珍が大中九年(八五五)に唐の長安で授かり請来した完本。全長は約十八メートルに及び、二〇二三年にはユネスコ「世界の記憶」にも登録された。
称名寺所有・神奈川県立金沢文庫保管の重要文化財「卜筮書巻第廿三断簡」をご紹介します。中世日本の学僧たちが書写し伝えた占術文献の断簡を通じて、金沢北条氏の菩提寺に花開いた学問の世界に触れてみませんか。
静岡県磐田市の明ヶ島古墳群から出土した1,064点の土製品は、古墳時代の祭祀の実態を伝える国指定重要文化財です。人形・武器形・楽器形など多彩な土製模造品の魅力と見どころをご紹介します。
石川県能美市の5つの独立丘陵に営まれた能美古墳群。弥生終末期から古墳後期まで墓づくりが途切れず続き、62基の墳丘が確認されている。北陸最大の前方後円墳・秋常山1号墳をはじめ、墳形や石室の変遷を一望できる貴重な史跡である。
昭和二十五年、未盗掘の石室から五個の純金製の鈴が見つかり、二子塚古墳は金鈴塚古墳と改名された。六世紀末から七世紀初頭の東国屈指の前方後円墳で、二十口近い飾大刀など豪華な副葬品が重要文化財に指定されている。
嘉永元年(1848)、応神天皇陵の陪塚・誉田丸山古墳から出土した古墳時代の鞍金具2具分。龍文を唐草風に透彫した大陸渡来の優品で、昭和27年に国宝に指定された。誉田八幡宮の宝物館で毎週土曜の午後に拝観できる。
大阪・道修町の杏雨書屋が所蔵する国宝・説文木部残巻は、後漢の許慎が著した中国最古の字書『説文解字』の木部を9世紀前半に書写した唐代写本。徐氏校訂以前の本文を残す第一級資料の価値と公開情報、真贋論争の経緯を解説する。
大分県宇佐市大字荒木にある小部遺跡は、周防灘を望む台地に営まれた古墳時代前期の集落跡。3世紀後半から4世紀にかけ環濠集落から豪族居館へと姿を変え、近畿や吉備の土器も出土し、瀬戸内交流の拠点として2021年に国史跡指定。
京都国立博物館が保管する国宝「漢書楊雄伝第五十七」は、現存唯一とされる唐時代の顔師古注本写本。欧陽詢風の書、皇帝の諱を避けた欠筆、天暦2年(948)の訓点が、日中をまたぐ千年余りの学問の歴史を映し出す。