奈良

Nara

奈良時代(710 – 794)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

1,238 件 奈良時代 710 – 794
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漢書楊雄伝第五十七
東京都 唐
漢書楊雄伝第五十七

京都国立博物館が保管する国宝「漢書楊雄伝第五十七」は、現存唯一とされる唐時代の顔師古注本写本。欧陽詢風の書、皇帝の諱を避けた欠筆、天暦2年(948)の訓点が、日中をまたぐ千年余りの学問の歴史を映し出す。

世説新書巻第六残巻
東京都 唐
世説新書巻第六残巻

京都国立博物館所蔵の世説新書巻第六残巻は、7世紀後半から8世紀前半に書写された世界最古の世説新書写本である。規箴・捷悟二篇172行を残し、紙背の密教儀軌や角筆・白点の訓点とともに1951年に国宝に指定された。

千手千眼陀羅尼経残巻(天平十三年七月十五日玄昉願経)
東京都 奈良
千手千眼陀羅尼経残巻(天平十三年七月十五日玄昉願経)

天平13年(741)7月15日、僧正玄昉が聖武天皇らの安寧を祈って書写させた一千巻のうち、唯一現存する国宝の経巻です。天平写経の優品で平安後期の訓点も残る、京都国立博物館守屋コレクションの白眉といえます。

手鑑「藻塩草」(二百四十一葉)
東京都 奈良~室町
手鑑「藻塩草」(二百四十一葉)

京都国立博物館が所蔵する国宝の手鑑「藻塩草」。奈良から室町にいたる古筆切を二百四十一葉あまり収め、江戸時代の古筆鑑定の台帳として伝来した。高野切や室町切など貴重な断簡を一帖に見られる、書の歴史をたどる屈指の集成である。

青磁下蕪花生
群馬県 南宋
青磁下蕪花生

中国・南宋時代の青磁下蕪花生。丸くふくらむ胴に細い頸が立つ国宝で、貫入のない淡い青の釉がむらなく掛かる。官窯か龍泉窯か、焼かれた窯は今も未確定。東京国立博物館に寄託され、群馬の原美術館ARCでも折にふれ公開される。

額田寺伽籃並条里図(麻布)
千葉県 奈良
額田寺伽籃並条里図(麻布)

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝「額田寺伽籃並条里図(麻布)」は、奈良時代後期(8世紀中頃〜後半)に麻布4枚を継いで描かれた希少な大型絵図です。大和国平群郡の条里区画と、中央下部に描き込まれた額田寺の堂塔伽藍が、朱墨と大和國印によって鮮やかに彩られ、古代日本の土地制度・寺院建築を今に伝える唯一無二の一次資料となっています。

宋版漢書(慶元刊本)
千葉県 南宋
宋版漢書(慶元刊本)

千葉・国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。倭人記事で知られる『漢書』地理志を含む南宋慶元年間の刊本で、全61冊が完存する。直江兼続を経て米沢藩校興譲館に伝わった「上杉本」で、五山僧の書き入れも残る貴重な一具である。

宋版後漢書(慶元刊本)
千葉県 南宋
宋版後漢書(慶元刊本)

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する宋版後漢書(慶元刊本)。南宋慶元年間に建安で刷られた全六十冊の刊本で、史記・漢書とともに三史をなす。東夷伝には倭の使者や女王卑弥呼の記述が残り、直江兼続を経て米沢藩興譲館に伝来した上杉本である。

宋版史記(黄善夫刊本)
千葉県 南宋
宋版史記(黄善夫刊本)

千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。南宋の建安で黄善夫が刊行した『史記』で、集解・索隠・正義の三注を合わせた版としては現存最古の完本。全百三十巻が欠けることなく残る。五山僧の書き入れや直江兼続旧蔵の来歴も伝わる。

准南鴻烈兵略間詁(紙背)
東京都 唐
准南鴻烈兵略間詁(紙背)

東京国立博物館が所蔵する秋萩帖の裏面に書写された唐の典籍。前漢の思想書『淮南子』の兵略篇を端正な楷書で写したもので、表の和歌より古く、平安の書き手が唐紙の裏を用いた。昭和32年に表裏が別々に国宝指定された珍しい一巻である。

圜悟克勤墨蹟〈印可状〉
東京都 北宋
圜悟克勤墨蹟〈印可状〉

東京国立博物館が所蔵する国宝、圜悟克勤の印可状。現存最古の墨蹟として書跡の国宝第一号に挙げられ、薩摩へ漂着したとの伝承から流れ圜悟と呼ばれる。原本は伊達政宗の所望で断たれ、その前半が松平家を経て今に伝わる。

王勃集〈巻第二十九、第三十〉
東京都 唐
王勃集〈巻第二十九、第三十〉

東京国立博物館が所蔵する唐時代の写本。初唐の詩人・王勃の文集を没後十年ほどで書写した現存最古の本で、則天文字を含まない点から685〜689年頃の筆とみられる。紙背には平安末期の戒律が残り、流布本に欠けた原文を補う。

海磯鏡〈(天平八年二月廿二日光明皇后施入)/(法隆寺献納〉
東京都 唐時代
海磯鏡〈(天平八年二月廿二日光明皇后施入)/(法隆寺献納〉

東京国立博物館が所蔵する白銅製の大鏡二面。法隆寺資財帳によれば、光明皇后が天平八年(七三六年)、聖徳太子の忌日に法隆寺へ納めたものとされる。鏡背には神仙の住む山海の景が鋳出され、唐時代の作か日本の倣製鏡かをめぐり議論が続く。

唐物肩衝茶入〈銘松屋〉
東京都 南宋
唐物肩衝茶入〈銘松屋〉

唐物肩衝茶入〈銘松屋〉は、根津美術館が所蔵する中国・南宋時代の肩衝の茶入で、昭和34年に重要文化財に指定された。足利義政、村田珠光を経て奈良の松屋家に伝わった大名物で、茶人好みの仕覆が附として伝わる。

虚堂智愚墨蹟〈法語〉
東京都 南宋
虚堂智愚墨蹟〈法語〉

一枚の紙に太く力強い行書が走る国宝「破れ虚堂」。南宋の禅僧・虚堂智愚が80歳前後で日本僧に与えた法語で、武野紹鷗や松平不昧が所持し、寛永14年の惨事で切り裂かれた。茶席で最上格とされた一幅。東京国立博物館蔵。

玉篇巻第九残巻
東京都 唐
玉篇巻第九残巻

梁の顧野王が編んだ字書『玉篇』全三十巻のうち巻第九。唐代八世紀の写本で、原本は中国で散逸し日本にのみ伝存する。紙背には治安元年の『金剛界私記』があり、遅くとも一〇二一年までの渡来を示す。早稲田大学蔵、国宝。

金銀鍍龍首水瓶〈(法隆寺献納)〉
東京都 唐
金銀鍍龍首水瓶〈(法隆寺献納)〉

東京国立博物館の国宝・竜首水瓶。龍の頭が注ぎ口、細い胴が把手をなし、角を押せば片手で注げる。両眼にガラスを嵌め、胴には天馬を毛彫する。ペルシャの器形と東西の意匠が溶け合った、法隆寺献納宝物の名品です。

碣石調幽蘭第五
東京都 唐
碣石調幽蘭第五

碣石調幽蘭第五は、東京国立博物館が所蔵する唐時代の書跡で、昭和29年に国宝に指定された。七絃琴の曲「幽蘭」の弾き方を文章で記した琴譜を唐代初期の楷書で写した巻物で、巻末には59の曲名を列挙している。

賢愚経残巻(大聖武)
東京都 奈良
賢愚経残巻(大聖武)

東京の前田育徳会が所蔵する国宝。一行十二字ほどの堂々たる大字で書写された奈良時代の写経で、料紙は遺灰説で知られる荼毘紙です。聖武天皇宸筆と伝わるが実際は写経生の筆とされ、巻子で残る希少な三巻に数えられます。

賢愚経残巻(大聖武)二百六十二行
東京都 奈良
賢愚経残巻(大聖武)二百六十二行

聖武天皇筆と伝わる奈良時代の写経、賢愚経残巻(大聖武)。東大寺旧蔵の名筆で、巻子のまま残る数少ない国宝の一つ。一行十二字ほどの大字を白い荼毘紙に記し、手鑑の巻頭を飾る名品とされた。東京国立博物館で数年に一度公開される。