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東京都の国 宝

National Treasures of 東京都

東京都に所在する国宝。

288 東京都
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絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉
東京都 平安 国宝
絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉

京都国立博物館所蔵の国宝・山水屏風は、平安時代の屏風絵として現存する唯一の遺品。東寺に伝来し真言密教の伝法灌頂で用いられた11世紀の唐絵で、草堂の老翁を唐の詩人白楽天とする説が知られる。各扇縦146.4cmの六曲一隻。

絹本著色山越阿弥陀図
東京都 鎌倉 国宝
絹本著色山越阿弥陀図

京都国立博物館が所蔵する鎌倉時代の国宝。山の彼方から金色の阿弥陀が斜めに身を向けて来迎し、観音・勢至ら六菩薩を従える一幅。截金と皆金色で荘厳され、胸と右掌に残る欠失は、臨終の人が握った五色の糸の跡と考えられている。

稿本北山抄〈巻第十〉
東京都 平安 国宝
稿本北山抄〈巻第十〉

藤原公任が撰した儀式書『北山抄』巻第十「吏途指南」の現存唯一の自筆草稿。京都国立博物館蔵の国宝。紙背には公任の検非違使別当在任期の反故文書二十五通があり、うち二通の仮名消息は現存最古級として知られる。

古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)
東京都 平安 国宝
古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)

国宝『古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)』は、夾竹桃文様を雲母で刷った舶載の唐紙に、恋歌を散らし書きした平安の名品。伝小野道風筆とされるが書写は院政期とみられ、名物切第一と称された一巻を京都国立博物館が収める。

古神宝類(阿須賀神社伝来)
東京都 室町 国宝
古神宝類(阿須賀神社伝来)

明徳元年(1390)頃、足利義満の沙汰で熊野速玉大社の摂社・阿須賀神社に奉納された装束と調度の一括。袍や冠、蒔絵手箱、櫛29枚、銀製化粧道具までが神宝目録どおりに完存し、京都国立博物館に収蔵される国宝。

金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉
東京都 平安 国宝
金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉

京都国立博物館が所蔵する、三筆の一人空海が九世紀に記した自筆の草稿本。義浄訳『金剛般若経』の経題を顕略・深秘の二観点から読み解いた六十三行で、抹消や行間への書き入れが筆を運ぶ瞬間そのものを残す。昭和27年指定の国宝。

紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉
東京都 高麗 国宝
紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉

京都国立博物館が所蔵する高麗時代の装飾経。一〇〇六年に千秋太后が寵臣金致陽と発願した金字一切経の唯一の遺巻で、見返しの絵は年代の確実な高麗最古の紙本絵画として知られ、十四世紀末には近江の金剛輪寺に伝わった。

浄名玄論
東京都 飛鳥 国宝
浄名玄論

京都国立博物館が所蔵する国宝・浄名玄論は、学僧吉蔵による維摩経の注釈書を書写した八巻。第四巻と第六巻に慶雲三年(706年)の奥書をもち、年紀の明らかな最古級の写本として六朝風の筆跡とともに貴重とされる。

新撰類林抄巻第四残巻
東京都 平安 国宝
新撰類林抄巻第四残巻

京都国立博物館蔵の国宝、新撰類林抄巻第四残巻。李白や王維ら唐代詩人21人の詩40首を、9世紀の日本で唐様の草書282行に書写した全長558センチの巻物です。中国で失われた詩集の姿と平安初期の書の到達点を併せて紹介します。

世説新書巻第六残巻
東京都 国宝
世説新書巻第六残巻

京都国立博物館所蔵の世説新書巻第六残巻は、7世紀後半から8世紀前半に書写された世界最古の世説新書写本である。規箴・捷悟二篇172行を残し、紙背の密教儀軌や角筆・白点の訓点とともに1951年に国宝に指定された。

千手千眼陀羅尼経残巻(天平十三年七月十五日玄昉願経)
東京都 奈良 国宝
千手千眼陀羅尼経残巻(天平十三年七月十五日玄昉願経)

天平13年(741)7月15日、僧正玄昉が聖武天皇らの安寧を祈って書写させた一千巻のうち、唯一現存する国宝の経巻です。天平写経の優品で平安後期の訓点も残る、京都国立博物館守屋コレクションの白眉といえます。

太刀〈銘則国〉
東京都 鎌倉 国宝
太刀〈銘則国〉

京都国立博物館が蔵する国宝の太刀〈銘則国〉。粟田口派の名工・則国の在銘作はきわめて少なく、本品はその数少ない一口である。鎌倉時代の作で、磨上げを経てなお姿よく、細直刃と精美な地鉄に京都の刀の品格がうかがえる。

太刀〈銘安家〉
東京都 平安 国宝
太刀〈銘安家〉

京都国立博物館が保管する国宝、太刀〈銘安家〉。伯耆の刀工・安家の作と確実視される唯一の遺例で、磨り上げのない健全な姿に、小乱れに丁子を交えた刃文と地斑の地肌をとどめる。福岡藩主黒田家の旧蔵品で、銘は安綱に近い。

手鑑「藻塩草」(二百四十一葉)
東京都 奈良~室町 国宝
手鑑「藻塩草」(二百四十一葉)

京都国立博物館が所蔵する国宝の手鑑「藻塩草」。奈良から室町にいたる古筆切を二百四十一葉あまり収め、江戸時代の古筆鑑定の台帳として伝来した。高野切や室町切など貴重な断簡を一帖に見られる、書の歴史をたどる屈指の集成である。

日本書紀〈巻第二十二、第二十四〉
東京都 平安 国宝
日本書紀〈巻第二十二、第二十四〉

京都国立博物館所蔵の国宝「日本書紀」岩崎本は、推古天皇紀と皇極天皇紀の2巻からなる平安中期の古写本。和様の端正な筆跡に5系統の訓点と一条兼良の校合識語が重なり、本文・書道・国語学の三面で価値を持つ国宝である。

日本書紀神代巻〈上下/(吉田本)〉
東京都 鎌倉 国宝
日本書紀神代巻〈上下/(吉田本)〉

京都国立博物館が所蔵する国宝「日本書紀神代巻(吉田本)」。鎌倉時代の学者・卜部兼方が一行十四字に自筆で書写し、朱の訓点や紙背の裏書を加えた、神代巻の完存する現存最古本です。この裏書は最古の注釈書『釈日本紀』の基礎となりました。

藤原忠通筆書状案
東京都 平安 国宝
藤原忠通筆書状案

京都国立博物館蔵の国宝「藤原忠通筆書状案」は、関白藤原忠通の書状案29通を全長9.8メートルの一巻に収めた平安時代の遺品。紙の継ぎ目をまたぐ文字が案文である証拠となり、法性寺流の書風を最も明瞭に示す第一級の書跡。

万葉集巻第九残巻(藍紙本)
東京都 平安 国宝
万葉集巻第九残巻(藍紙本)

京都国立博物館が所蔵する国宝。藍に染めた繊維を漉き込み、銀箔を散らした料紙に『万葉集』巻第九を書写した平安後期の巻物。桂本などと並ぶ五大万葉集の一つで、巻子のまま残る唯一の藍紙本。力強い筆跡から藤原伊房の筆と推定される。

明恵上人歌集〈高信筆〉
東京都 鎌倉 国宝
明恵上人歌集〈高信筆〉

京都国立博物館に伝わる国宝『明恵上人歌集〈高信筆〉』は、鎌倉時代の高僧・明恵上人(1173〜1232)の和歌155首を、弟子の順性房高信が師の十七回忌にあたる宝治2年(1248)に書写した巻子本です。現存する明恵唯一の歌集として、その人となりと華厳・密教の精神世界を今に伝えます。昭和27年(1952)に国宝に指定され、書跡・典籍の重要資料として高く評価されるこの巻物の魅力と、あわせて訪ねたい東山の名刹や世界遺産・高山寺までを丁寧にご紹介します。

紙本墨画蓮池水禽図〈俵屋宗達筆〉
東京都 江戸 国宝
紙本墨画蓮池水禽図〈俵屋宗達筆〉

俵屋宗達による水墨画の最高傑作〈蓮池水禽図〉。京都国立博物館所蔵の国宝で、江戸時代初期に描かれた紙本墨画の掛幅です。二茎の蓮と二羽のかいつぶりを墨のみで描き分け、動と静、盛りと衰えを静謐な詩情のうちに表現した名品の魅力、国宝指定の理由、見どころ、周辺情報までをわかりやすくご紹介します。