奈良

Nara

奈良時代(710 – 794)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

1,238 奈良時代 710 – 794
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東寺百合文書(二万四千六十七通)
京都府 奈良~江戸
東寺百合文書(二万四千六十七通)

東寺百合文書は、京都・東寺(教王護国寺)に伝来した24,067通の古文書群で、8世紀から18世紀まで約千年の歴史を網羅する日本最大級の中世文書コレクションです。1997年に国宝、2015年にユネスコ「世界の記憶」に登録。加賀藩主・前田綱紀が寄進した百の桐箱に収められた逸話が名前の由来です。現在は京都府立京都学・歴彩館に所蔵され、全点がデジタル公開されています。

銅造釈迦如来坐像(本堂安置)
京都府 奈良
銅造釈迦如来坐像(本堂安置)

京都府木津川市の蟹満寺に安置される国宝・銅造釈迦如来坐像は、白鳳時代(7世紀後半)に制作された像高約240cm・重さ約2.2トンの巨大な金銅仏です。同時代の丈六金銅仏はわずか4体しか現存せず、「蟹の恩返し」伝説で知られる静かな古刹で、この貴重な国宝を間近に拝観できます。

無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)/(丁酉歳十月)〉
京都府 南宋
無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)/(丁酉歳十月)〉

京都・東福寺に伝わる国宝「無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)〉」は、中国・南宋時代の高僧・無準師範が弟子の円爾弁円に悟りの証として授けた印可状です。1237年に絹本に墨書されたこの書跡は、禅宗の法脈伝承を証する第一級の歴史資料であり、力強く格調高い筆致で知られる名品です。東福寺の創建と日本禅宗の発展を物語る、かけがえのない文化遺産をご紹介します。

梵鐘
京都府 奈良
梵鐘

妙心寺の法堂に置かれた梵鐘は、戊戌年(六九八年)の銘をもち、銘で年代が定まる鐘として日本最古とされる。糟屋評で鋳られた製作地と鋳造者まで判明し、その音は黄鐘調に近く徒然草にも記された。今は録音で響きを聴ける。

密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉
京都府 南宋
密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉

京都・大徳寺龍光院に伝わる国宝「密庵咸傑墨蹟」は、南宋時代の大禅僧・密庵咸傑の現存唯一の書。千利休が表具を手がけ、専用の茶室「密庵席」が設けられたこの墨蹟の歴史的価値と魅力をご紹介します。

木心乾漆十一面観音立像(本堂安置)
京都府 奈良
木心乾漆十一面観音立像(本堂安置)

京都府京田辺市の大御堂観音寺に安置される国宝・木心乾漆十一面観音立像。奈良時代の天平彫刻の傑作を、ガラスケースも柵もなく至近距離で拝観できる貴重な体験をご紹介します。

木造釈迦如来立像〈張延皎并張延襲作/奝然将来(本堂安置)〉
京都府 北宋
木造釈迦如来立像〈張延皎并張延襲作/奝然将来(本堂安置)〉

京都・嵯峨の清凉寺本尊、木造釈迦如来立像。北宋の985年に奝然が中国で造らせ請来した国宝で、縄状の頭髪や同心円の衣文に異国の様式を残す。像内から絹製の五臓六腑が見つかり、世界最古級の臓器模型として知られる。

木造兜跋毘沙門天立像(毘沙門堂安置)
京都府
木造兜跋毘沙門天立像(毘沙門堂安置)

京都・東寺の国宝、兜跋毘沙門天立像。中国・唐でつくられ、平安京の羅城門の楼上に立っていたと伝わる像高189.4センチの守護神である。邪鬼ではなく地天女の手の上に立つ独特の姿と、東寺での拝観方法を紹介する。

紙本著色絵因果経
京都府 奈良
紙本著色絵因果経

京都・上品蓮台寺が所蔵する国宝「紙本著色絵因果経」は、奈良時代(8世紀)に制作された極めて貴重な絵画遺品です。巻物の上段に鮮やかな彩色画、下段に端正な楷書の経文を配し、釈迦の生涯を絵解きで伝えます。京都国立博物館に寄託されており、特別公開時に鑑賞できます。

紙本著色絵因果経
京都府 奈良
紙本著色絵因果経

醍醐寺に伝わる国宝・紙本著色絵因果経は、奈良時代に作られた絵巻で、経文の上に釈迦の生涯を絵で描く。巻第三の上を完本で残し、苦行や降魔成道の場面が鮮やかな彩色で見られる。日本の絵巻物の祖型とされる一巻。

絹本著色秋野牧牛図
東京都 南宋
絹本著色秋野牧牛図

南宋時代の宮廷画家・閻次平に伝わる国宝「絹本著色秋野牧牛図」の魅力をご紹介。足利将軍家の東山御物として珍重された名画は、現在、東京・六本木の泉屋博古館東京に所蔵されています。作品の見どころやアクセス情報をお届けします。

下岡田官衙遺跡
広島県 奈良時代
下岡田官衙遺跡

広島県安芸郡府中町にある下岡田官衙遺跡は、令和3年に国史跡に指定された奈良時代の官衙跡です。古代山陽道沿いに置かれた「安芸駅家」である可能性が極めて高く、L字配置の瓦葺礎石建物2棟や「高田郡」を記した木簡など、律令国家の交通網と地方支配の実態を物語る貴重な遺物が出土しています。

七条刺納袈裟
滋賀県
七条刺納袈裟

比叡山延暦寺に伝わる国宝・七条刺納袈裟は、伝教大師最澄が唐から持ち帰った貴重な染織遺品です。天台宗第六祖・湛然所用と伝わる麻製の袈裟は、正倉院や法隆寺にもない稀有な存在。その歴史的価値と見どころ、拝観方法をご紹介します。

漢書〈高帝紀下、列伝第四残巻〉
滋賀県 奈良
漢書〈高帝紀下、列伝第四残巻〉

滋賀・石山寺に伝わる国宝。中国の正史『漢書』を奈良時代の日本で書写した二巻で、唐の顔師古の注を伴う。紙背には平安時代の僧元杲が密教の覚書『金剛界念誦私記』を記し、別々に写された二巻を一具へと結びつけている。

玉篇巻第廿七〈後半〉
滋賀県
玉篇巻第廿七〈後半〉

6世紀の梁で顧野王が編んだ漢字字典『玉篇』は中国で散逸し、本来の姿は唐代の写本によって日本にのみ残った。石山寺の本巻は全30巻のうち巻第廿七の後半にあたり、糸部などを収める。前半は京都の高山寺が所蔵する国宝である。

史記巻第九十六、九十七残巻
滋賀県 奈良
史記巻第九十六、九十七残巻

滋賀県大津市の石山寺が所蔵する国宝。奈良時代に書写された史記巻九十六・九十七の残巻で、現存最古級の写本とされる。紙背には平安期の僧淳祐にゆかりの金剛界次第が記され、表裏で時代も内容も異にする稀有な一巻である。

釈摩訶衍論
滋賀県
釈摩訶衍論

滋賀県大津市の石山寺が所蔵する国宝・釈摩訶衍論は、唐時代に書写された五帖の折本である。竜樹の撰述を称するが実際は七〜八世紀に唐または新羅で成立した『大乗起信論』の注釈書で、現存する唐写本として希少な一品。

十誦律〈巻第五十二〉
滋賀県 奈良
十誦律〈巻第五十二〉

滋賀・石山寺が伝える奈良時代の写経。神護景雲二年(七六八)、称徳天皇が亡き先帝の菩提を弔うために書写させた一切経「神護景雲経」の一巻で、説一切有部の戒律を記す。黄檗で染めた麻紙に堂々たる楷書で書かれた重要文化財。

大般若経
滋賀県 奈良
大般若経

滋賀県甲賀市の太平寺に伝わる大般若経142帖は、和銅5年(712年)に長屋王が従兄・文武天皇の冥福を祈って書写させた「和銅経」で、書写年代の明らかな大般若経としては日本最古とされる。鈴鹿山麓の里・鮎河の桜の名所としても知られる。

大般若経
滋賀県 奈良
大般若経

滋賀県甲賀市土山町の常明寺に伝わる国宝・大般若経27帖。和銅5年(712年)に長屋王が文武天皇追善のため発願した日本最古の大般若経写本で、界線を引かない無界の写経として知られる。旧東海道土山宿の散策とあわせて訪ねたい。