東京都・平安

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東京都 の平安時代(794 – 1185)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

660 東京都 平安時代 794 – 1185
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万葉集巻第二、第四残巻(金沢本)〈藤原定信筆/彩牋〉/附 浦景蒔絵冊子箱/桐冊子箱/宝永丁亥仲春望日前田綱紀箱書
東京都 平安時代院政期
万葉集巻第二、第四残巻(金沢本)〈藤原定信筆/彩牋〉/附 浦景蒔絵冊子箱/桐冊子箱/宝永丁亥仲春望日前田綱紀箱書

平安時代に藤原定信が華麗な彩牋に書写した『万葉集』の古写本で、加賀前田家に三百年以上伝えられた後、明治天皇に献上され、令和五年に国宝に指定されました。五大万葉集の一つとして、書道史・国文学史の両面で最高級の価値を持つ稀有な遺品です。

法華経〈(久能寺経)〉
東京都 平安
法華経〈(久能寺経)〉

国宝・久能寺経は、永治元年(1141)頃に鳥羽法皇や待賢門院ら三十人の宮廷人が一巻ずつ書写した現存最古の結縁一品経。金銀の切箔が輝く19巻の装飾経について、平家納経に先立つ価値と来歴、東京国立博物館での鑑賞方法を案内します。

太刀〈銘正恒〉
東京都 平安
太刀〈銘正恒〉

国宝「太刀 銘正恒」は平安時代の古備前派名工・正恒の作。延享2年(1745年)、8代将軍吉宗の隠居に際し尾張徳川家へ贈られた。腰反りの優美な姿と小乱の刃文、最も古雅と評される二字銘の見どころを徳川美術館の鑑賞情報とともに案内する。

紙本著色源氏物語絵巻(絵十五段、詞十六段)
東京都 平安
紙本著色源氏物語絵巻(絵十五段、詞十六段)

徳川美術館所蔵の国宝・源氏物語絵巻は、物語成立から約150年後の12世紀に描かれた現存最古の源氏絵である。作り絵の濃密な画面と五種の書風による詞書が王朝の美意識を示す。公開は例年11月中旬から下旬のみ。

芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆〉
東京都 平安
芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆〉

京都国立博物館所蔵の国宝「芦手絵和漢朗詠抄」は、永暦元年(1160年)に能書藤原伊行が書写した上下二巻の完本。葦や水鳥に文字を潜ませた芦手絵の料紙、伊行唯一の確実な真筆という希少性、奥書の年記が見どころ。

漢書楊雄伝第五十七
東京都
漢書楊雄伝第五十七

京都国立博物館が保管する国宝「漢書楊雄伝第五十七」は、現存唯一とされる唐時代の顔師古注本写本。欧陽詢風の書、皇帝の諱を避けた欠筆、天暦2年(948)の訓点が、日中をまたぐ千年余りの学問の歴史を映し出す。

絹本著色釈迦金棺出現図
東京都 平安
絹本著色釈迦金棺出現図

京都国立博物館が所蔵する国宝「絹本著色釈迦金棺出現図」は、入滅した釈迦が母・摩耶夫人のため金棺から身を起こし説法する場面を描く平安後期の大幅。この再生説法を独立した大画面に構成した唯一の遺例として知られる。

絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉
東京都 平安
絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉

京都国立博物館所蔵の国宝・山水屏風は、平安時代の屏風絵として現存する唯一の遺品。東寺に伝来し真言密教の伝法灌頂で用いられた11世紀の唐絵で、草堂の老翁を唐の詩人白楽天とする説が知られる。各扇縦146.4cmの六曲一隻。

稿本北山抄〈巻第十〉
東京都 平安
稿本北山抄〈巻第十〉

藤原公任が撰した儀式書『北山抄』巻第十「吏途指南」の現存唯一の自筆草稿。京都国立博物館蔵の国宝。紙背には公任の検非違使別当在任期の反故文書二十五通があり、うち二通の仮名消息は現存最古級として知られる。

古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)
東京都 平安
古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)

国宝『古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)』は、夾竹桃文様を雲母で刷った舶載の唐紙に、恋歌を散らし書きした平安の名品。伝小野道風筆とされるが書写は院政期とみられ、名物切第一と称された一巻を京都国立博物館が収める。

金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉
東京都 平安
金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉

京都国立博物館が所蔵する、三筆の一人空海が九世紀に記した自筆の草稿本。義浄訳『金剛般若経』の経題を顕略・深秘の二観点から読み解いた六十三行で、抹消や行間への書き入れが筆を運ぶ瞬間そのものを残す。昭和27年指定の国宝。

新撰類林抄巻第四残巻
東京都 平安
新撰類林抄巻第四残巻

京都国立博物館蔵の国宝、新撰類林抄巻第四残巻。李白や王維ら唐代詩人21人の詩40首を、9世紀の日本で唐様の草書282行に書写した全長558センチの巻物です。中国で失われた詩集の姿と平安初期の書の到達点を併せて紹介します。

世説新書巻第六残巻
東京都
世説新書巻第六残巻

京都国立博物館所蔵の世説新書巻第六残巻は、7世紀後半から8世紀前半に書写された世界最古の世説新書写本である。規箴・捷悟二篇172行を残し、紙背の密教儀軌や角筆・白点の訓点とともに1951年に国宝に指定された。

太刀〈銘安家〉
東京都 平安
太刀〈銘安家〉

京都国立博物館が保管する国宝、太刀〈銘安家〉。伯耆の刀工・安家の作と確実視される唯一の遺例で、磨り上げのない健全な姿に、小乱れに丁子を交えた刃文と地斑の地肌をとどめる。福岡藩主黒田家の旧蔵品で、銘は安綱に近い。

日本書紀〈巻第二十二、第二十四〉
東京都 平安
日本書紀〈巻第二十二、第二十四〉

京都国立博物館所蔵の国宝「日本書紀」岩崎本は、推古天皇紀と皇極天皇紀の2巻からなる平安中期の古写本。和様の端正な筆跡に5系統の訓点と一条兼良の校合識語が重なり、本文・書道・国語学の三面で価値を持つ国宝である。

藤原忠通筆書状案
東京都 平安
藤原忠通筆書状案

京都国立博物館蔵の国宝「藤原忠通筆書状案」は、関白藤原忠通の書状案29通を全長9.8メートルの一巻に収めた平安時代の遺品。紙の継ぎ目をまたぐ文字が案文である証拠となり、法性寺流の書風を最も明瞭に示す第一級の書跡。

万葉集巻第九残巻(藍紙本)
東京都 平安
万葉集巻第九残巻(藍紙本)

京都国立博物館が所蔵する国宝。藍に染めた繊維を漉き込み、銀箔を散らした料紙に『万葉集』巻第九を書写した平安後期の巻物。桂本などと並ぶ五大万葉集の一つで、巻子のまま残る唯一の藍紙本。力強い筆跡から藤原伊房の筆と推定される。

青磁下蕪花生
群馬県 南宋
青磁下蕪花生

中国・南宋時代の青磁下蕪花生。丸くふくらむ胴に細い頸が立つ国宝で、貫入のない淡い青の釉がむらなく掛かる。官窯か龍泉窯か、焼かれた窯は今も未確定。東京国立博物館に寄託され、群馬の原美術館ARCでも折にふれ公開される。

宋版漢書(慶元刊本)
千葉県 南宋
宋版漢書(慶元刊本)

千葉・国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。倭人記事で知られる『漢書』地理志を含む南宋慶元年間の刊本で、全61冊が完存する。直江兼続を経て米沢藩校興譲館に伝わった「上杉本」で、五山僧の書き入れも残る貴重な一具である。

宋版後漢書(慶元刊本)
千葉県 南宋
宋版後漢書(慶元刊本)

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する宋版後漢書(慶元刊本)。南宋慶元年間に建安で刷られた全六十冊の刊本で、史記・漢書とともに三史をなす。東夷伝には倭の使者や女王卑弥呼の記述が残り、直江兼続を経て米沢藩興譲館に伝来した上杉本である。