平安

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平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,529 平安時代 794 – 1185
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智証大師関係文書典籍(九十三通)/附 文書典籍目録(六通)
滋賀県 唐~平安
智証大師関係文書典籍(九十三通)/附 文書典籍目録(六通)

滋賀県大津市の園城寺に伝わる国宝で、入唐求法に赴いた円珍に関わる九世紀の古文書群。唐の役所が発給した通行許可証「過所」二通を含み、伝世する過所の実例は世界でこの二通のみ。二〇二三年にユネスコ「世界の記憶」に登録された。

伝教大師将来目録〈貞元二十一年五月十三日/明州剌史鄭審則跋〉
滋賀県 平安
伝教大師将来目録〈貞元二十一年五月十三日/明州剌史鄭審則跋〉

比叡山延暦寺に残る国宝の古文書。最澄が八〇五年に唐から将来した経典や法具を書き上げた目録で、自筆を含み、唐の刺史鄭審則の跋と官印、遣唐使一行の署名が加わる。仏教史にも公文書史料としても貴重な一巻である。

伝教大師入唐牒
滋賀県
伝教大師入唐牒

延暦寺が所蔵する国宝。唐の役所が留学僧・最澄に発給した八〇四年の明州牒と八〇五年の台州牒を一巻にまとめた通行許可書である。最澄が自ら記した申請部分はその真筆と認められ、九世紀初頭の唐代官文書としても、日本天台宗の原点を示す資料としても貴重。

天台法華宗年分縁起〈伝教大師筆〉
滋賀県 平安
天台法華宗年分縁起〈伝教大師筆〉

延暦寺に残る国宝の巻子。天台宗を開いた最澄自筆の六通の文書を収め、天台法華宗が年分度者の枠を得て国家に公認され、比叡山に独自の大乗戒壇を求めていった経緯を記す。最澄の筆跡を今に残す第一級の同時代資料である。

法華経序品〈(竹生島経)〉
滋賀県 平安
法華経序品〈(竹生島経)〉

滋賀県の竹生島・宝厳寺に受け継がれた平安時代の装飾経で、法華経のうち序品にあたる一帖。素紙に金泥で界線を引き、金銀泥で鳥や蝶、宝相華などの下絵を描く。装飾経の初期を代表する国宝で、現在は奈良国立博物館に寄託される。

木造十一面観音立像(観音堂安置)
滋賀県 平安
木造十一面観音立像(観音堂安置)

滋賀県長浜市の向源寺が所有する国宝・木造十一面観音立像。平安初期に檜の一木から彫り出され、腰をひねる優美な姿と後頭部の暴悪大笑面で知られる。全国に七体ある国宝十一面観音の一つに数えられる名品として名高い。

木造新羅明神坐像(新羅善神堂安置)
滋賀県 平安
木造新羅明神坐像(新羅善神堂安置)

滋賀・三井寺の北院に伝わる国宝・木造新羅明神坐像。唐から帰る円珍の船にあらわれたと伝わる老翁の神を、ヒノキ一木造で彫り、彩色と截金を施す。安置する新羅善神堂は足利尊氏が再建した国宝で、像は秘仏として公開はまれ。

木造智証大師坐像(御廟安置)
滋賀県 平安
木造智証大師坐像(御廟安置)

滋賀県大津市の園城寺(三井寺)に伝わる国宝、木造智証大師坐像(通称・中尊大師)。平安時代10世紀の作で像高84.3センチ。比叡山から正暦4年に移され、唐院大師堂に秘仏として安置される。開扉は毎年10月29日の御祥忌のみ。

木造智証大師坐像(御骨大師)
滋賀県 平安
木造智証大師坐像(御骨大師)

三井寺(園城寺)に伝わる二体の国宝・木造智証大師坐像のうち、古い方が御骨大師である。荼毘に付した円珍の遺骨を納めるとされ、唐院の大師堂に秘仏として安置される。9世紀末、円珍没後まもない頃の作と考えられている。

紙本墨画五部心観(完本)
滋賀県
紙本墨画五部心観(完本)

滋賀県大津市の園城寺が所蔵する国宝。金剛界曼荼羅の諸尊を白描で描いた密教図像で、円珍が大中九年(八五五)に唐の長安で授かり請来した完本。全長は約十八メートルに及び、二〇二三年にはユネスコ「世界の記憶」にも登録された。

木造阿弥陀如来坐像
新潟県 平安
木造阿弥陀如来坐像

両津港から車で約15分。佐渡・久知河内の長安寺が伝える国指定重要文化財、木造阿弥陀如来坐像は像高約87cmの檜寄木造漆箔像。額に水晶の白毫を嵌め、阿弥陀定印を結ぶ平安後期の優品で、同じ宝物庫には県内唯一の朝鮮鐘も伝わる。

木造十一面観音立像〈(観音堂安置)〉
新潟県 平安
木造十一面観音立像〈(観音堂安置)〉

糸魚川市役所の向かいに建つ高野山真言宗・宝伝寺の観音堂に安置される、平安時代後期の木造十一面観音立像。木肌に刃の跡を残す「鉈彫り」の作風で知られ、大正12年(1923年)に重要文化財(当時の国宝)に指定された。

木造十一面観音立像〈(三尊共観音堂安置)〉
新潟県 平安
木造十一面観音立像〈(三尊共観音堂安置)〉

佐渡・長谷寺の観音堂に安置される三躯の十一面観音立像。榧の一木造で、丸鑿のあとや目鼻のない化仏が残る。かつて未完成と見られたが、今は平安時代の地方様式の完成形とされる重要文化財。三十三年に一度の秘仏。

木造聖観音立像〈(観音堂安置)〉
新潟県 平安
木造聖観音立像〈(観音堂安置)〉

新潟県佐渡市の本光寺に伝わる重要文化財。像高約1メートル、檜の寄木造に彩色を残す平安後期の聖観音立像で、両手に宝珠と蓮華を執る。承久の乱で佐渡へ流された順徳上皇が黒木御所で礼拝した四霊像の一体と伝わる。世界遺産の島で出会う、静かな祈りの像。

木造聖観音立像
新潟県 平安
木造聖観音立像

新潟県糸魚川市・能生白山神社の木造聖観音立像は、サクラ材の一木造による平安後期の作。頭上面や複数の腕を矧いだ痕跡が残り、本来は白山の本地仏たる四臂の十一面観音として造られたと推定される。明治三十九年指定の重要文化財。

木造大日如来坐像〈(奥ノ院堂安置)〉
新潟県 平安
木造大日如来坐像〈(奥ノ院堂安置)〉

新潟県上越市、国分寺奥の院の明静院に安置される木造大日如来坐像。智拳印を結ぶ金剛界の大日で、像高約145センチの榧一木造。平安後期の作とされ、明治39年に新潟県で最初期の国宝指定を受けた重要文化財です。

木造薬師如来坐像
新潟県 平安
木造薬師如来坐像

新潟県佐渡市の佐渡国分寺に伝わる木造薬師如来坐像は、平安時代前期の一木造で像高約1.36メートル。享禄2年の火災を免れた島最古級の寺の旧本尊で、明治39年に旧国宝、現在は国の重要文化財に指定されている。

木造薬師如来立像
新潟県 平安
木造薬師如来立像

新潟県柏崎市・名勝貞観園の中心、貞観堂に安置される平安時代の木造薬師如来立像。昭和14年に重要文化財(旧国宝)に指定され、天保14年に藍澤南城が選んだ堂と庭の名「貞観」の由来ともなった一躯を、日本三指ともいわれる苔庭とともに紹介します。

称名寺聖教/金沢文庫文書
神奈川県 平安~明治
称名寺聖教/金沢文庫文書

横浜・神奈川県立金沢文庫が守る国宝。北条実時の金沢文庫と菩提寺の称名寺に伝わった聖教1万6692点と文書4149通からなり、書状の裏に仏典を写した紙背文書を含む、鎌倉武家社会の実像にせまる第一級の史料群です。

卜筮書巻第廿三断簡
神奈川県
卜筮書巻第廿三断簡

称名寺所有・神奈川県立金沢文庫保管の重要文化財「卜筮書巻第廿三断簡」をご紹介します。中世日本の学僧たちが書写し伝えた占術文献の断簡を通じて、金沢北条氏の菩提寺に花開いた学問の世界に触れてみませんか。