東京都・鎌倉

Kamakura

東京都 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

1,085 件 東京都 鎌倉時代 1185 – 1333
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宋版後漢書(慶元刊本)
千葉県 南宋
宋版後漢書(慶元刊本)

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する宋版後漢書(慶元刊本)。南宋慶元年間に建安で刷られた全六十冊の刊本で、史記・漢書とともに三史をなす。東夷伝には倭の使者や女王卑弥呼の記述が残り、直江兼続を経て米沢藩興譲館に伝来した上杉本である。

宋版史記(黄善夫刊本)
千葉県 南宋
宋版史記(黄善夫刊本)

千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。南宋の建安で黄善夫が刊行した『史記』で、集解・索隠・正義の三注を合わせた版としては現存最古の完本。全百三十巻が欠けることなく残る。五山僧の書き入れや直江兼続旧蔵の来歴も伝わる。

栄花物語
東京都 鎌倉
栄花物語

東京国立博物館が所蔵する国宝『栄花物語』は、藤原道長の栄華を中心に平安宮廷の約二百年を描いた歴史物語の現存最古の写本です。鎌倉時代に書写された大型本十帖と枡型本七帖からなり、三条西家伝来の由緒と『実隆公記』に記された購入記録により、五百年以上の所蔵履歴をたどることができます。

准南鴻烈兵略間詁(紙背)
東京都 唐
准南鴻烈兵略間詁(紙背)

東京国立博物館が所蔵する秋萩帖の裏面に書写された唐の典籍。前漢の思想書『淮南子』の兵略篇を端正な楷書で写したもので、表の和歌より古く、平安の書き手が唐紙の裏を用いた。昭和32年に表裏が別々に国宝指定された珍しい一巻である。

圜悟克勤墨蹟〈印可状〉
東京都 北宋
圜悟克勤墨蹟〈印可状〉

東京国立博物館が所蔵する国宝、圜悟克勤の印可状。現存最古の墨蹟として書跡の国宝第一号に挙げられ、薩摩へ漂着したとの伝承から流れ圜悟と呼ばれる。原本は伊達政宗の所望で断たれ、その前半が松平家を経て今に伝わる。

円文螺鈿鏡鞍
東京都 鎌倉
円文螺鈿鏡鞍

東京・御岳山頂の武蔵御嶽神社が受け継ぐ国宝。鎌倉時代の騎馬武者の馬具一式で、鞍・鐙・轡・鞦が揃う。前輪と後輪の外面を金銅で覆い、内面と座面には夜光貝の蛇の目文を敷き詰めた、軍陣馬具として国内唯一の完存例。

王勃集〈巻第二十九、第三十〉
東京都 唐
王勃集〈巻第二十九、第三十〉

東京国立博物館が所蔵する唐時代の写本。初唐の詩人・王勃の文集を没後十年ほどで書写した現存最古の本で、則天文字を含まない点から685〜689年頃の筆とみられる。紙背には平安末期の戒律が残り、流布本に欠けた原文を補う。

海磯鏡〈(天平八年二月廿二日光明皇后施入)/(法隆寺献納〉
東京都 唐時代
海磯鏡〈(天平八年二月廿二日光明皇后施入)/(法隆寺献納〉

東京国立博物館が所蔵する白銅製の大鏡二面。法隆寺資財帳によれば、光明皇后が天平八年(七三六年)、聖徳太子の忌日に法隆寺へ納めたものとされる。鏡背には神仙の住む山海の景が鋳出され、唐時代の作か日本の倣製鏡かをめぐり議論が続く。

刀〈金象嵌銘城和泉守所持/正宗磨上本阿(花押)〉
東京都 鎌倉
刀〈金象嵌銘城和泉守所持/正宗磨上本阿(花押)〉

茎に作者銘を持たない正宗の刀。慶長十四年に磨上げられ、本阿弥光徳が金象嵌で正宗と極めた一刀である。所有者の城和泉守景茂を経て弘前藩津軽家へ伝来した。板目肌に地沸厚く、金筋のかかる刃文に相州伝の妙が宿る、現存する正宗の代表作。

刀〈金象嵌銘光忠 光徳花押/生駒讃岐守所持〉(生駒光忠)
東京都 鎌倉
刀〈金象嵌銘光忠 光徳花押/生駒讃岐守所持〉(生駒光忠)

鎌倉時代の備前長船光忠による豪壮な国宝刀。磨上げで無銘となった刀身に本阿弥光徳が金象嵌で極めを記す。讃岐の大名生駒親正の所持名から生駒光忠と号し、細川護立が入手して東京・目白台の永青文庫に伝わる華やかな大丁子の一口。

刀〈無銘貞宗(名物亀甲貞宗)〉
東京都 鎌倉
刀〈無銘貞宗(名物亀甲貞宗)〉

東京国立博物館が所蔵する国宝の日本刀。正宗の子とも養子とも伝わる相州貞宗の作で、大磨上の後に茎へ刻まれた亀甲花文が号の由来となった。刃長70.9センチ、徳川将軍家に伝来し享保名物帳にも記される名刀の歴史と見どころを紹介する。

刀〈無銘正宗(名物観世正宗)〉
東京都 鎌倉
刀〈無銘正宗(名物観世正宗)〉

日本史上もっとも著名な刀工とされる鎌倉時代末期の相州正宗が鍛えた無銘の刀。大磨上げで刃長64.4センチ。能楽の名門観世家から徳川将軍家、有栖川宮を経て東京国立博物館へ伝来した国宝で、ゆるやかな刃文と沸の美しさ、茎に残る梵字の彫物が見どころ。

刀〈無銘正宗(名物太郎作正宗)〉
東京都 鎌倉
刀〈無銘正宗(名物太郎作正宗)〉

国宝「刀〈無銘正宗(名物太郎作正宗)〉」は、鎌倉時代末期の名工・五郎入道正宗の作と認められる一振り。徳川家臣の水野太郎作正重所持に号を発し、徳川将軍家を経て寛永10年(1633年)に加賀前田家へ伝来、現在は前田育徳会が所蔵する。穏やかな湾れの刃文と深い地鉄が魅力で、金沢の石川県立美術館内・前田育徳会尊經閣文庫分館で随時公開される。

唐物肩衝茶入〈銘松屋〉
東京都 南宋
唐物肩衝茶入〈銘松屋〉

唐物肩衝茶入〈銘松屋〉は、根津美術館が所蔵する中国・南宋時代の肩衝の茶入で、昭和34年に重要文化財に指定された。足利義政、村田珠光を経て奈良の松屋家に伝わった大名物で、茶人好みの仕覆が附として伝わる。

虚堂智愚墨蹟〈法語〉
東京都 南宋
虚堂智愚墨蹟〈法語〉

一枚の紙に太く力強い行書が走る国宝「破れ虚堂」。南宋の禅僧・虚堂智愚が80歳前後で日本僧に与えた法語で、武野紹鷗や松平不昧が所持し、寛永14年の惨事で切り裂かれた。茶席で最上格とされた一幅。東京国立博物館蔵。

玉篇巻第九残巻
東京都 唐
玉篇巻第九残巻

梁の顧野王が編んだ字書『玉篇』全三十巻のうち巻第九。唐代八世紀の写本で、原本は中国で散逸し日本にのみ伝存する。紙背には治安元年の『金剛界私記』があり、遅くとも一〇二一年までの渡来を示す。早稲田大学蔵、国宝。

金銀鍍龍首水瓶〈(法隆寺献納)〉
東京都 唐
金銀鍍龍首水瓶〈(法隆寺献納)〉

東京国立博物館の国宝・竜首水瓶。龍の頭が注ぎ口、細い胴が把手をなし、角を押せば片手で注げる。両眼にガラスを嵌め、胴には天馬を毛彫する。ペルシャの器形と東西の意匠が溶け合った、法隆寺献納宝物の名品です。

熊野御幸記〈藤原定家筆/建仁元年十月〉
東京都 鎌倉
熊野御幸記〈藤原定家筆/建仁元年十月〉

建仁元年(一二〇一)、後鳥羽上皇の熊野御幸に随行した藤原定家が日ごとに書きとめた自筆の道中記。輿の揺れや山越えへの不平が漢文で並ぶ国宝で、独特の定家様の筆跡と九か所での歌会の記述が読みどころ。三井記念美術館蔵。

古林清茂墨蹟〈別源円旨送別偈/泰定二年九月二日〉
東京都 元
古林清茂墨蹟〈別源円旨送別偈/泰定二年九月二日〉

泰定2年(1325)、元の禅匠・古林清茂が64歳で入元僧・別源円旨に与えた餞別の偈。三年の修行を認める文面は印可状に等しい重みを持つ。弘祥寺から織田信長を経て伝来した紙本墨書の国宝で、五島美術館が所蔵する。

碣石調幽蘭第五
東京都 唐
碣石調幽蘭第五

碣石調幽蘭第五は、東京国立博物館が所蔵する唐時代の書跡で、昭和29年に国宝に指定された。七絃琴の曲「幽蘭」の弾き方を文章で記した琴譜を唐代初期の楷書で写した巻物で、巻末には59の曲名を列挙している。